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ChatGPTは、人工知能AIが読者の質問に答えるプログラムです。ネット上にある大量の活字、画像、音声をまず「学習」して、知識を整理して待機します。そうして人が文章をつくる時の話のつなげ方や、論理展開の技法をプログラムが備えます。

ChatGPTサイトでユーザーが質問すると、瞬時にAIが答えます。しかし根本的な課題がいくつか残っています。ひとつは著作権です。ネットに置いてある著作物は、ピカソ論にしても、若い画学生が描いた漫画ふう日本画にしても、著作権は各々の作者にあります。

それを無断で養分として吸収し、アウトプット成果をユーザーに譲渡や販売しては、当然違法でしょう。それで世界中の学者たちは、ChatGPTは学習する時も回答する時も、他人の創作物を不正使用していると訴えたわけです。

著者はまた別のことが気にかかります。ChatGPTが出す回答は、薄めの情報を並べた、ぬるま湯的な眠い論調に読めてしまいます。それに対して人が書く文章がいかに論点を片寄せ、メリハリを出そうとしているかを改めて感じます。「言葉は人なり」の作品です。

アートを作るChatGPTもあり、その造形力は色々と使えそう。でも芸術性は入らない。芸術とは何なのかが不明瞭な現実社会に、AIが染まっている面はあるでしょう。著者は、芸術性も盛り込める自動プログラムを浮かべてみました。芸術の特徴は簡単で「表現の裂け目」です。

芸術的な絵画をプログラムで合成するなら、人間がキャッチできる付加価値「違和感」を生む必要があります。人の手でなら簡単にできそうに思えますが、そのとおり実は簡単です。でも違和感だから、目が検閲してセルフ却下してしまう。やっぱりここが壁になるのです。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?