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謹賀新年。今90歳の人は、太平洋戦争(大東亜戦争)の終戦時に12歳の小学6年生でした。そして多くの児童は飢えた体験を持ち、それゆえ食物を大切にする傾向が強い。レストランでSNS掲載用に撮影し、食べずに帰る客の出現は、飢えを知らない後の世代でしょう。

ところで今の新世代たちは、二次大戦の後半に日本人が飢えて栄養失調になり、次々餓死した理由と、そのメカニズムを理解できていません。特に理屈一辺倒の人に多いのは「出兵や武器に国のお金を使いまくり、食べ物を買うお金がなくなった」です。このどこが誤解釈か。

まず自国通貨は不足しない。しかも戦争中は経済成長(=GDP増大)します。戦費は戦時国債と呼ぶ政府貨幣を政府が発行し、政府じきじきに買い物するから。買入金額が経済成長となり、国民の暮らしは裕福になります。戦争特需とは、物資の増産にともなう通貨の増量です。

なのに飢えたのはなぜか。お金は輪転機で刷り足せても、食べ物は刷り足せないからです。戦争中に人々は富裕化で笑いながら、同時に食べ物不足で泣いたわけです。人類は買うお金に困ったりはせず、買う商品に困るのです。お金不足はお芝居であり、商品不足こそが現実です。

この仕組みを理解せず、日本は「失われた30年」が2024年の年明けて35年目に入りました。テレビで人気の論客たちやカリスマご意見番たちは「日本で農業を続けても高いコストでお金が無駄だ」「外国の安い食べ物を買えばお金が助かる」と間違った主張で人気が上昇。

現代のお金は、ボタン押しで増えるデジタル数値です。しかし食べ物はデジタルでないし、ボタン押しで増えません。カリスマのミスリードに「コスト高の農家はつぶせ、外国製バンザイ」と同調してはだめ。将来の飢餓が待っている。外国人向けの売春激増もそんな予兆です。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?