SNSでの誹謗中傷を法規制する流れ【先進美術館構想とのつながり】

SNSで激しい誹謗中傷の炎上に加わった加害者が、後にネット報道社に動機を語りました。仲間との一体感にゾクゾクする興奮があったそう。皆でリンチするきずな。この犯罪の中心的な原因はネットだと言われますが、著者は平成デフレ不況が主因だと訴えてきました。

日本の国策は、国土全体の価値を下げる貧困化です。「なぜそんなことを？」は簡単な話で、世界は1980年から新自由主義とグローバリズムに染まっています。今の日本は忠実に世界を後追いして、人種のるつぼの内戦国へ向かっています。国の資産価値を下げて外資に売るため。

国民の協調性、横のつながりや連帯感や、互助やあわれみ、和気あいあいの結束を分断して、共食いさせて荒廃させる世界的な作戦なのです。日本は主権法定不換貨幣でハードカレンシーの円を、際限なく発行できます。だのに「お金不足だから増税」というお芝居が続きます。

知識がない国民は言われるがまま。結果起きた民意のひとつが、非効率な労働者、不要な子を切り捨てる選民思想です。「正社員は既得権だ」「老害は集団自決」「納税が少ない者に人権なし」「みんなで身を斬ろうぜ」の意見に「いいね」がぎっしり並びます。

日本語ネットで起きるヘイト行動はネットが主因ではなく、デフレ不況で起きた共食いなのが著者の見解です。日本は1995年のWindows 95から、Windows 98への人類のネット到来時代に、世界に逆走しました。1997年4月1日から日本のみお金の総量を削減し、所得減が続く。

「なぜそんなことを？」は簡単な話で、日本企業を業績悪化させ外資が買収するためです。日本の優秀さを日本人以外は知って狙います。狙うひとつが、地方美術館にある「世界の名画」です。国策でさびれた地方から安く買い叩き、UAEのドバイ市にでも転売し儲ける政商がいる。