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レントシーキングのコオロギ食が異様に浮いている理由は、生魚の論理でも十分推測できます。にぎり寿司や旅館の夕食に出る魚介のさしみ類は、限られた魚種ばかりだと気づいている方は多いでしょう。魚介図鑑に出ている魚も、生で食べないものがずっと多い。

先祖があらゆる魚を生で食べてきて、問題があったものを食べる対象から外してきたからです。食べてすぐ毒にあたり、寄生虫にやられる場合はともかく、長く食べ続けて支障があった魚種もあったはず。

エチルアルコールは飲んでも、メチルアルコールやブチルアルコールを飲まない理由と同じでしょう。民族の体質と相談した研究成果なので、アートのように既成の概念を破ったら、重大な障害や死が待っているわけです。古人の知恵を軽視して津波にやられる、あんな感じで。

昆虫食も同様で、食べる対象はほぼ決まっていて、日本だとハチとイナゴが珍味的に残ってはいても、どこにでもいるエンマコオロギを食べる習慣がないのは、日本人には消化酵素がなく毒物になる成分が危惧されるわけです。即死はしなくても。

昆虫の危険は寄生虫やウイルスなどバイオ系以前に、ケミカル系の毒素の蓄積や変異も含めて考える時代です。これから人体実験する段階なのであり、被験者として児童が選ばれる日本は人権がかなり怪しい。

日本が手をあげる理由は「失われた34年」だからです。緊縮財政と消費税増税で通貨削減して国民の可処分所得は続落中。食の安全にこだわる経済的なゆとりがないから、被験者に選ばれる。絵を買わない理由と、昆虫食を買う理由は同じ、サイフの軽さです。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?