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「最近のニュースは暗い話ばかりだ」の声は、事件や事故のネガティブな話題を指すのでしょう。それより多いのが企業の縮小、削減、撤退、中止、切り離し、倒産、廃業、解散。今年で最後になるとか幕を降ろすお知らせ。消えるか減るか小さくなる話。終わる話題ばかりです。

今と逆の時代もありました。1985年の内需拡大と、1995年のパソコン景気がそう。前者は『リゾート』、後者は『Widows 95』がキーワードでした。手がける、増やす、広げる、集まる、組織する、フォーラムや研究所設立など、新スタートがラッシュの時代がありました。

通貨を増やせば好景気、減らせば不景気になります。そもそも経済成長とは、お金の増量で始まる膨張(インフレーション)です。通貨を追加で発行するだけだから、令和時代に経済成長しない理由をわからないと言い出す人は、まともな教育を受けていないわけです。

成長戦略とは、当局が自国通貨を増刷してばらまく作業を指すのです。お金を得た国民が物やサービスを多く買い、産業界が増産しサービスが膨張するわけです。コロナ前半の恐慌から後半の富裕化へ転じた世界的な好景気は、日本以外の各国で軌道に乗っています。

そこに、ロシアウクライナ戦闘による悪性コストプッシュ型インフレが加わりました。他国は笑顔に蜂、日本は泣き面に蜂と明暗を分けています。ここで日本国民が知っておくべきは、そもそも国の景気は国の職員がボタンを押して上げ下げ自由です。今はわざと下げている。

日本だけ下げるのは、庶民の貧困化を望む政商がいるからで、政商たちがどういう手順で日本を売り崩して私的買収して身ぐるみはいでいくかは、もう前から本が出てよく売れているのです。数人が別個に書いていて、何と女性の研究家が多いみたいな。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?