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電気自動車の先端企業テスラ社のイーロン・マスク氏がツイッターを買収し、大改革を始めました。すでに日本側も解雇が始まっているとか。ツイッター社を買収した動機は、赤字企業を安く買い、黒字にして売却するM&Aビジネスです。

ツイッターの低迷は、サービスツールの性能の行き詰まりもあるでしょうが、SNSの主催企業に特有の、表現の自由と検閲の問題が影を落としています。典型が米共和党トランプ大統領のアカウント停止で、米民主党に親しい行動だったと言われます。

つまりツイッターはリベラルやネオコンと呼ばれる側についている問題があるのです。当時ドイツのメルケル首相もツイッターの検閲に疑問を呈しました。政治家を黙らせることが正義なのかという問題です。これは著者がよく言う「公募コンテスト展」の問題とかぶります。

ところで、イーロン・マスク氏のツイッター革命が、必要な人材を残して解雇するグローバル企業方式なので、デフレ不況の日本では賛同の声も多いようです。弱肉強食の合理性を歓迎する声が多く、日本経済の「失われた30年」と符合しているのです。

日本経済のイノベーションに世界が驚いたのは、エリザベス女王来日の1975年であり、『ジャパン・アズ・ナンバーワン』の本は1979年でした。アメリカ式の新自由主義+グローバリズムを入れない頃に、日本人は開発力も生産力も伸びたのです。年功序列の勝利でした。

日本に足りないのは通貨の総量であり、政府が発行してばらまかないと解決しません。日本の電気自動車はどんどん遅れて、研究不足も実地体験不足も新興国と差が開いています。外国ではまず政府がお金を国民にまいて、電気自動車を買うように仕向けています。
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