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世界中のロック音楽によくあるのが「世界は嘘だらけだ」の歌詞です。ジョン・レノンもそんなことを語っていたようでした。嘘だらけとは「10個のうち3個も嘘がある」どころか「10個全部が嘘なんだ」という絶望的な意味で言っています。

なぜ現実世界でそんなことが起きるのか。ひとつは、情報伝達の難しさであり、いわゆる「伝言ゲーム」となって変容が起き、強弱が変えられたり、削られたり尾ひれがついたりで、どんどん別の話に作り替わっていく問題です。

もうひとつは、情報はそもそもだます目的で流すことが多くあり、故意にニセ情報を流す利害の合戦になってしまう宿命です。その時利用されるのが義務教育です。教科書に嘘を書いて授業でみっちり学ばせると、生涯改めることができないよう強く洗脳できます。

具体例は、ネット情報で話題になってきた、日本の戦後に行われた焚書と検閲でした。焚書とは、本や書籍類を集めて焼き払うことで、情報を消し去る特殊な工作活動を言います。敗戦後の日本が進駐軍から受けた焚書は7700冊にもなります。検閲は新聞ラジオの内容への指導です。

YouTubeにみる鎌倉時代の元寇(げんこう)もそうで、神風が二度吹いて戦勝した話は嘘です。実際は北条時宗の戦術の成果なのですが、検閲でなくして日本人の脳内から消しました。問題はその後です。進駐軍のメンバーはもう亡くなっています。

書籍を復活させる出版社がありますが、国民に薬が効きすぎています。ネットサイトでも、神風説からのがれられずに、洗脳された偽りの歴史を引きずり続けている様子がわかります。フェイク情報にだまされるなと言われても、普通の勉強家は自動的に情報弱者にされます。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?