デジタル版画の通販サイトを計画中【海外にしか販路がない】
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
海外向けにデジタル版画を通販するサイトを計画しています。最近強く感じたのは、サイト側に画商がいない点です。つまりアート通販サイトに売る態勢がなく、まるでアフィリエイト業者であるかのような限界を既存業者に感じました。
日本国内の美術通販サイトは2000年代前半には多くありました。後半にどどっと消えたのは、売れないからです。平成日本で美術が売れない理由は二つ。ひとつは芸術と縁遠いまま来てしまった国民。もうひとつは1990年代から可処分所得を減らしすぎた国策です。
1997年の緊縮財政と消費税増税で、皆のサイフは軽くなり、あることと闘っています。モンスターとブラックです。さらにコロナ禍で各国がばらまきで通貨増量する中、日本だけは正反対の増税で通貨削減し続けています。日本国民は美術以前に、ホームレス化を心配する立場。
著者は通販サイトに海外進出を持ちかけましたが、腰が重い。動き出した通販はといえば、会社を売却する話だという。ほらやっぱり。売れないと行動も委縮します。奇策を考えるより、正面から作品を売っていく態勢の整備が先でしょう。
日本には「偉い人が評価すれば芸術に値する」の評価依存体質があり、しかし欧州では芸術的な価値意識が人々に共有されていると思えます。「このあたりが芸術の範囲」があり、そこに作品を入れる作戦が現実的です。日本の作品はその範囲からそう遠くはないのです。
画家の独力に依存せず、相談しながら全作品が売れるようにする通販を考えています。日本の美術界が最も苦手なのが普通の作品評論であり、著者が通販サイトを運営する想定も一応あるのですが。
日本国内の美術通販サイトは2000年代前半には多くありました。後半にどどっと消えたのは、売れないからです。平成日本で美術が売れない理由は二つ。ひとつは芸術と縁遠いまま来てしまった国民。もうひとつは1990年代から可処分所得を減らしすぎた国策です。
1997年の緊縮財政と消費税増税で、皆のサイフは軽くなり、あることと闘っています。モンスターとブラックです。さらにコロナ禍で各国がばらまきで通貨増量する中、日本だけは正反対の増税で通貨削減し続けています。日本国民は美術以前に、ホームレス化を心配する立場。
著者は通販サイトに海外進出を持ちかけましたが、腰が重い。動き出した通販はといえば、会社を売却する話だという。ほらやっぱり。売れないと行動も委縮します。奇策を考えるより、正面から作品を売っていく態勢の整備が先でしょう。
日本には「偉い人が評価すれば芸術に値する」の評価依存体質があり、しかし欧州では芸術的な価値意識が人々に共有されていると思えます。「このあたりが芸術の範囲」があり、そこに作品を入れる作戦が現実的です。日本の作品はその範囲からそう遠くはないのです。
画家の独力に依存せず、相談しながら全作品が売れるようにする通販を考えています。日本の美術界が最も苦手なのが普通の作品評論であり、著者が通販サイトを運営する想定も一応あるのですが。
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