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自国ファーストといえば悪いことだという常識がありますが、自己中と混線したと考えられます。世界から戦争をなくすには、自国の安定こそが大事です。A国の穀物が、B国からの輸入に依存している時、両国とも不安定な状態なのです。

そこで理性的な国たちは、少なくともA国にはなるまいとして、自国の農家に多額の補助金を出して公務員相当に格上げし、自給率100パーセントに近づけています。これは原油や天然ガスやウラニウムなど、エネルギー関連でも行われる自国ファーストです。

自国ファーストは自立の意味です。ならば「自国ファーストへの批判」はいったい何か。言うなれば、よい子いじめです。自立させまいと妨害する。足を引っ張るけんせいのスローガンとして「自国第一主義批判」が出回っています。

平成日本に増えた言い方が「食料を国内で作れば非効率なので、外国から買えば出費が安上がりだ」。これが間違った理屈なのは。自国製食料を政府が買い取るお金は、政府が自主発行する自国通貨なので、出費が実は無料の0円だからです。自国通貨と外貨は全く違う。

輸入礼賛では「お金の正体」も間違えています。お金を天然資源の一種とみて、使えば減って底をついて国が倒れるつもり。金庫にためてある一万円札を守るために、物価を下げて経済縮小に努めるドジです。自国通貨だけは入手がタダだから、農業コスト削減こそが空回りです。

日本で百兆円を発行するコストは零円です。ところが社会科の教科書では、百兆円の発行コストは百兆円としており、国民が百兆を払えず破綻する嘘を教え続けてきました。百兆を国民に吐き出させる重税の結果が「失われた30年」で、これでは自国ラストです。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?