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ロシアのウクライナ侵攻が2022年2月24日に始まって以来、美術ブログも経済ブログもアクセスが目立って減りました。著者もウクライナ事情について、各種の情報を調べていました。キーワードをつたっていくのも一法です。

紛争の解読で絶対に欠かせないキーワードが、「アゾフ連帯」が属する通称「アゾフ大隊」の「アゾフ特別作戦別働隊」です。この組織がキーとなる理由は、ナチスが使ったマーク「ハーケンクロイツ」と「ヴォルフスアンゲル」を使っているからです。カギ十字と、Zに似たあれ。

これを過去にカナダやアメリカ議会が問題にして、支援を中止した件が日本語Wikipediaにあります。というより、日本語説明がちゃんとあるのです。しかしマスコミでは禁制で、外信の写真をネットで隠す騒動があったばかり。知る者と知らない者で、ネットは二分されています。

ロシアのプーチン大統領が何度も言う「ネオナチ」「虐殺が行われている」「人種や民族差別がある」は、この組織が国連人権高等弁務官事務所から戦争犯罪組織と以前から認定されていた過去があるせいか。

ウクライナ共和国に不穏な団体が過去にあり、国際社会がジェノサイド認定済み。ロシア侵攻の疑惑の部分を伏せる欧米の報道に対して「こんな事情もある」の動画が現れては「陰謀論よ消えろ」と叩かれる構図です。陰謀否定論の方が事実でなかったオチ。

これを俯瞰してみると、多民族化や多様性社会のグローバリズムは内戦の要因になっています。旧ユーゴスラビアが7カ国に分かれて、ようやく安定したという。価値観が同じグループでないとまとまらない人類の宿命を感じます。これでグローバリズムは終焉です。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
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