fc2ブログ

-
コロナの緊急事態宣言やマンボーでインタビューを受けた店長が、商売を少しでも続けることの苦労を語っていました。商売はなぜ大事なのかは、実は人類は間違っていたのです。というより商店単位だとミクロの視点になるので、マクロ経済という概念がみえません。

ミクロ的にみると、商売は従業員がお金を得て生活費を得る目的です。当たり前に思えますが、実はそうでもないのです。というのは現代の国家財政は、政府が自国通貨を発行して国民に与える方式なので、お金の心配はいらないからです。これを管理通貨制度と呼びます。

ところが、商売は全く別の理由で絶対に必要です。政府がお金を発行する時に、どれだけ多く発行できるかが、国産の商品の量と質で決まるからです。生産力と呼ぶポテンシャルが大きいほど、お金を多く発行できる限界の天井が高くなります。

なぜかといえば、政府が国民に配ったお金は、物やサービスを買う消費に使われるからです。もし商品が早々と売り切れて補充も遅いと、商品がレア化して物価が上がります。イコールお金の価値が落ちるのです。これがデマンドプル型のインフレーションです。

需要がけん引する物価上昇の行きすぎを防ぐには、商品を量産する力が大事です。そう、これが経済大国の条件です。製造・流通・販売が行き届いた国ほど、政府はお金を多く発行して国民に配り、金持ち国にできます。筆頭がアメリカ、中国、日本で、逆がジンバブエやレバノン。

管理通貨制度の下で、政府が発行するお金で国民は幸せに暮らせます。引き換えに、国民は自国製品を生む責務を負います。穀物や肉や野菜以外に、時計や車や新幹線やジェット機や惑星探査機や素粒子加速装置、オリジナルアートも作らないと、経済大国になれません。
関連記事
スポンサーサイト



現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?