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新型コロナ以降日本のトップ交替は二度目で、2000年代に短期で次々と総理大臣が交代した、あの頃を思い出させます。その後に政権交代が起き、間もなく東日本大震災後の増税で日本は暗転まっしぐらとなった流れでした。

総理大臣が続かないのは、24年も日本はデフレ不況で経済下落、GDP横ばい、国民の貧困化で餓死や自殺が続くからです。著者もドイツでの展示活動で、経済力の日独差を痛感します。さらに、貧困原因を日本の力で除去できない問題です。それは、どういうことか。

解決法はお金のばらまきです。そう聞けば、日本人は飛び上がります。お金のばらまきこそが悪だと、全く勘違いしてきたからです。ばらまけば日本は終わりだという妄想が抜けません。日本だけがデフレ不況だと知らないのも日本国民だけ。他国がインフレ好況だとは知らない。

しかもアメリカの二人の大統領は、お金をばらまいて好景気に戻して、適正インフレ率の範囲を超えてなおばらまき続ける。テーパリング開始の延期をFRB幹部も言ったし。国際通貨基金IMFも「各国は最大限通貨を発行せよ」と2020年に勧告済み。日本はそれを今も無視。

総理大臣が日本を壊す信念は、『プライマリーバランスの黒字化目標』と呼ぶ、逆走の政策綱領です。この約束ごとは「肉を食べるなら、自分の体から切り取った肉だけを食べよ」の意味です。これの歴史的経緯も日本国民は知らず、だから貧困原因を理解できにくいのです。

この約束ごとは、1947年に進駐軍GHQが財政法に記し、日本をアジア最貧国に落とし、二度と真珠湾攻撃させない国防施策でした。ところが最近知ったのは、バブル時代にソニーがロックフェラーセンターを買収した、その懲罰取引で二度目の強要があったという耳寄りな説です。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?