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知られたことかも知れませんが、経済学の教科書は間違っていて、日本だけでなく世界で誤った理論や法則が空回りしています。原因は歴史的な経済学者の有名な本が間違っているからで、一人はアダム・スミス。後輩が敬意を抱くから不幸が連鎖します。美術よりひどい。

一例がクラウディング・アウトという法則で、政府が国債を発行すると金利が上昇する関係です。これがデマだと暴いたのはアメリカの研究者で、根拠は何と平成日本の財政です。日本では国債発行が増えるとゼロ金利やマイナス金利に落ちて、法則とあべこべです。

関係が逆になるわけでもなく、国債発行累積残高と金利は相関しないだけです。従来の間違いが起きた理由は、実物貨幣論で考えていたからです。いうなれば地動説の中に、部分的に天動説を混ぜたしくじりです。

国債を次々発行する作業は、版画家が版画を次々刷るのと似ています。画家は刷り足した版画を、後で誰かに返すわけがありません。国債発行でも、政府は発行した円を誰かに弁済しません。画家も政府も他人に支配されない、独立したクリエイターです。

実物貨幣論はお金を使い回す思想なので、国民の所持金を強奪して国債を出す曲解になります。減るから金利が上がる妄想がクラウディング・アウト。実際は減らずに増えます。実物貨幣論は、抽象化されたお金を具象で解釈するフェイクです。絵の理解の壁が似ています。

経済分野でしばしば出てくる弁解が「現実こそが間違っている」という決めゼリフです。机上の論が「正」で、実際に起きた事例は「誤」だという。このつじつま合わせは美術分野ならシャレで済んでも、経済分野だと国民の餓死など実害を招いています。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?