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時々出るニュースが、新型コロナ騒動が始まって5カ月の昨年7月から、女性の自殺数が増えた点です。根底にある原因は国民の貨幣観の間違いです。お金は総量が一定で、使えば消えて減る前提が間違い。消えないよう大事に保護するから人命軽視になり、自殺数に表れています。

世界中にお金と呼ぶものは種類が多いのですが、日本政府は自国通貨の円は自由に増やしたり減らしたりができ、全権を掌握しています。言い換えればドルもユーロも日本はいじれません。でも円だけは完全に自由自在であり、他国は円をいじれないわけです。

なので「国にお金が足りない」と言い出したら、頭がおかしいか、国民いじめか、根本を勘違いしているか、三つのどれかです。日本ではお金へのすさまじい誤解が徹底し、貧困自殺がいくら増えても納得している日常感覚にも表れています。

ところが、この誤解を解こうとした時、壁があります。国と自国通貨との関係を、他の何かにたとえて説明しようにも、当てはまる事象がないことに気づくのです。やっとみつけたのは母乳だけ。ミルクは底をつかないし、借りて返すものでもない。しかしここが抽象思考なのです。

なぜ日本人だけ誤解が激しいかは、抽象美術が特別に苦手な現象と相関するのかも。「お金を発行する」という無から有を生む創造が飲み込めず、どこかから借りてくる感覚に向かいます。絵をかくにも何かをパクる流用や盗作で考えやすく、自らが生み出す意味にうとい。

自殺は女性活躍社会が起点です。非正規やパートで低賃金な上にコロナで解雇され、貯蓄が底をついて列車に飛び込む。政府が必要なだけ円を発行して解決できるのに、発行すれば残量が底をついて滅亡すると騒ぐ独自の宗教で閉ざされています。輸血を禁じて死を選ぶ教えみたいに。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?