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元総理大臣の合同葬が二日前に行われました。起きた騒動は「税金の無駄づかい批判」でした。それに対して、今の大臣は歯切れの悪い釈明に終わりました。ところが税金は使うお金ではありません。嘘が嘘を呼んで、こじれて戻せない典型例です。

国家の出費は、現代の財政では通貨を発行して支出します。国民の持ち金を集めた国税からの支出は、300年前の話です。今では政府短期証券と呼ぶ財務省証券で円を追加発行し、日銀当座預金の政府預金を担保に、葬儀社の取引銀行へ数字を書き換える方式です。

おそらく一般会計でなく特別会計に含まれ、全額国費なら9600万円はGDPを増やし、国内の総資産を増やし、国民のマネーストックを増やし、国民経済を潤します。ところが消費税の増税に際し、税金は国の財源だという嘘を通していたから、ブーメランなわけです。

相手を縛るための嘘に、自分が縛られる現象です。税の無駄という犯していないぬれぎぬで叩かれ恐縮するお笑いコントです。「円を発行して民間注入されて嬉しい」と言うべき国民なのに、「税金ドロボーの政治屋め」と怒るあべこべ状態です。

あの元総理は日本を貧困と格差社会へ導いた先駆ですが、新自由主義経済とグローバリズムの外圧は不可避でした。彼の標語は今とは逆の内需拡大という正論で、先進国首脳会議G7で世界二位のGDPで貢献した功績はあるでしょう。

過去のアナウンスが足を引っ張る現象は、美術にもありました。「モダンアートはクソだ」と、文学作家や伝統文化筋が忖度した新興美術排撃キャンペーンです。広くマイナスの教育効果を発揮し、とりあえず美術は嫌いだと心得る国民ばかりが増えたのです。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?