FC2ブログ

-
ネットニュースで急に増えた記事が、コロナ後の企業ビジネスのゆくえです。大量解雇と大量失業と、大量倒産が予想されています。が、その指摘にも「今は新自由主義と呼ぶデフレ型の資本主義だ」という、最重要な指摘が抜けています。これが最大のカギなのに。

ある記事に「今後真っ先に解雇されるタイプ」が並べられていました。その第一は「能力がない人」だそうです。これから企業は能力がある人を残して、能力がない人を削っていく将来予想を断言しています。

普通に読めば納得しそうですが、ほとんどギャグです。なぜなら「能力がある人」の判明は結果論だからです。「能力がある人」と定義された者は、企業に自分を高く売るか、企業からいつでも出て行ける強い立場だから、企業側は都合よくこき使えません。使いづらい人。

どんどん解雇する会社からは、能力がどんどん流出します。優れた企業ならば凡の中にこそ才を見出し、組織を高機能に育てるでしょう。それに対して、一人でかせげる才人を集めて勝つ算段は、「当たりくじだけ買えば絶対に儲かる」的な、虫のよい机上の論です。

画商がドル箱スターの画家を招いて売る、という理想論も似ています。スター画家に画商がくっつくのでは、画商の取り分は少ないでしょう。しかも、売れている画家をハントして転売する勝ち馬乗り必勝法だと、勝ち馬を育てる役がいなくなってしぼんでいく理屈です。

完成した画家を探し回る者がいくら多くいても、美術市場は閑散としていきます。どうやら日本はこの流れであり、「優れた実績を持つ画家」の出現を待ち望んでいます。これって、宝石店でよい宝石を探すだけの話にすぎず、土中から宝石を掘り出す話ではないという。
関連記事
スポンサーサイト



現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?