FC2ブログ

-
昔のベートーベンやチャイコフスキーに、現代のどれが該当するかは、クラシック畑の現代音楽よりも、映画音楽の管弦楽曲が勝ち抜くと感じています。ETやレイダースのジョン・ウィリアムスも、100年後の定番クラシックになるだろうと予想。

映画音楽のサウンドトラックをアルバム単位で買うと、おもしろい法則があります。テーマ曲が二種類あり、それぞれをモチーフとして編曲してあったり、楽器編成も替えたバリエーション曲が、場面に応じて繰り返し出てくる仕掛けです。

そのテーマづくりがうまくいくと、映画の印象を決定的に高くします。何か例を探したのですが、今も続く『007シリーズ』のうち高度成長の日本を舞台にした『007は二度死ぬ』がわかりやすい例です。

全てジョン・バリー作曲で、ナンシー・シナトラが歌うメインテーマ。戦後に復興した東洋の経済大国を、軽快さよりも重厚で表しています。二人のボンドガールに重なる曲といえますが、日本ではとうてい生まれない残酷を香らせた美曲でした。いかにもイギリス的です。

対になるセカンドテーマが『カプセル・イン・スペース』。正体不明の敵のテーマ。米ソの宇宙船を捕獲する怪しいロケットや発射基地用の、さらに重い曲です。この二曲を主軸とした派生曲に、小品が添えられたボーナストラック盤で、品ぞろえがカニ料理店ふうです。

同時期のテレビドラマ、サンダーバードの初回はロンドン発東京行きの超音速旅客機を爆破する話でしたが、ともに1964東京オリンピックを機にした日本ブームでした。2020東京大会は延期で遠のきましたが、日本に財政問題などないからお金の心配はないはずです。
関連記事
スポンサーサイト



現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?