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明石家さんま師匠のコロナ自粛の嘆き。「こんな時、お笑いは真っ先に切られて無力や」。アートも同じです。アートにとっての「こんな時」はデフレ不況です。この美術ブログでも途中で、日本の景気と消費税の話題を加えました。変なブログに見えたことでしょう。

そこに現代日本の道への警鐘も含み、案の定グローバリズムに起因するコロナ疫病の、世界パンデミックとなりました。予告した日本の令和恐慌どころか、世界大恐慌です。日本に特有の問題は、まず日本のみ長いデフレの最中だという点。コロナなしでも消費税で絶不況でした。

日本で強い宗教的な思いに「お金は価値ある財宝だ」があります。美術作品みたいに貨幣を愛でる慣習です。どんどん使って社会を巡回させるチケットカードの視点が、元々欠けています。お金は石油と同様に使えばなくなると恐れて、使わないようにする意識が強いのです。

お金を貯め込んで使わないがまんの果てに、国が富むと信じているところがあります。この意識の根元には、国民が払った税金が国の運営費になるという、壮大な勘違いがあるのです。実際の国の運営費は、新発行した円と呼ぶ自国通貨です。ロジックが逆さまです。

税金はインフレ抑制のための、余剰貨幣の間引きです。知らない国民が多いので、給付額を10万円と低くすれば財源が助かる式の、勘違いの物語が信じられています。過去に自分が納めた税金が、返礼で10万円戻ってくるという誤解釈がネットにとても多いのです。

給付金は国債発行で貨幣を創造した真水と呼ぶものです。永久に返済しない(国が消え記録も消える日まで)お金です。なので一部が叫ぶ「後で増税で返済するからいっしょ」は嘘で、マネーストックを上級国民へ移転する伏線の階級闘争です。続きは経済ブログで。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?