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ダダというのは、後発の便器アートに代表されるような、アートの意味を拡張した運動でした。便器アートはレディーメード(既製品)に分類されますが、それが世界的な潮流になったという話題です。

ダダ運動タイプが広まると、美術、芸術が苦手な人が世界中に爆発的に増えたのです。美術がわからないのは、気のせいではありません。馬鹿だからではなく、賢いからやられるわけです。アートが社会から浮いていったのは事実です。ところがところが、敬遠する声とおもしろがる声は、実は同じ反応の表と裏なのです。

というのも、便器アートも全く誤解されているからです。どう誤解しているかを理解する時、何とそこで抽象思考が必要になるのです。誤解をほぐす時に要する抽象思考とは。単に見上げたり見下ろすイエスノーではなく、ここで現代アートに何があったのか、成り行きを整理し分別しています。

過去の誰もうまく言い切れず、簡単だぞという肯定派の説明さえ空回りしがちだったあいまいさが、便器アートに集中しています。敗因は便器アートを具象で認識し、ブツを知っている親近感をつたった間違った鑑賞法が蔓延している点です。そこを初めて明快に説明しています。全編50万字中、美術の虚実を解く最もカギとなる一編です。

第5集に収録
抽象絵画
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?