事故物件でなんちゃって本気モード【不動産業の幽霊ごっこ】
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
怪談のシーズン。賃貸住宅に事故物件という分類があります。変死などが起きたレンタルルームを隠さず、借りるお客側に知らせる業界ルールです。家賃が割安だから狙い目で、住んでSNSで報告し、動画サイトでアクセスをかせげたりして。だから最近は人気物件だとか。
そこで不動産店側も事故物件をしぶしぶ申告するのでなく、室内をわざと薄気味悪く撮影したり、何かが起きそうな思わせぶりな説明をつけるなど、お客の好奇心を掘り起こすセールスが試みられています。
幽霊の信じ方は二重構造です。なんちゃってモードで信じ、本気モードで否定します。たとえば殺人事件で検察官、弁護士、裁判官、容疑者、被害者側、野次馬は、誰も幽霊犯人説を言いません。言いたくて黙るのではなく、全く信じていません。迷宮入りしても幽霊を犯人としない。真剣な場では幽霊は除外されます。
同様に賃貸住宅オーナーも仲介不動産店も、真剣なビジネスの場では、幽霊の存在を頭から否定します。自分がたたりで呪い殺される可能性はゼロと信じ切っており、それで物件紹介文に「出たらごめんね」なんて書きます。本気モードだと、幽霊をお笑い扱いで茶化します。
この二重構造は美術の理解でも起きると考えられます。「現代アートはわけわからない」の悩みと苦情が山とあるとしても、果たして本気か、なんちゃってか。なんちゃってモードでの反応は「わからん、理解できん、難しい」。
本気モードだと「形と色を見て感じるだけでしょ」「誰でもできるし」「それのどこが謎?」「生涯越えられないほど高いハードルなの?」。そのモード切り換えボタンはどこにあるのか。「脳内の抽象的なボタンです」と言えば、抽象はわからんからと再びもめそう。
そこで不動産店側も事故物件をしぶしぶ申告するのでなく、室内をわざと薄気味悪く撮影したり、何かが起きそうな思わせぶりな説明をつけるなど、お客の好奇心を掘り起こすセールスが試みられています。
幽霊の信じ方は二重構造です。なんちゃってモードで信じ、本気モードで否定します。たとえば殺人事件で検察官、弁護士、裁判官、容疑者、被害者側、野次馬は、誰も幽霊犯人説を言いません。言いたくて黙るのではなく、全く信じていません。迷宮入りしても幽霊を犯人としない。真剣な場では幽霊は除外されます。
同様に賃貸住宅オーナーも仲介不動産店も、真剣なビジネスの場では、幽霊の存在を頭から否定します。自分がたたりで呪い殺される可能性はゼロと信じ切っており、それで物件紹介文に「出たらごめんね」なんて書きます。本気モードだと、幽霊をお笑い扱いで茶化します。
この二重構造は美術の理解でも起きると考えられます。「現代アートはわけわからない」の悩みと苦情が山とあるとしても、果たして本気か、なんちゃってか。なんちゃってモードでの反応は「わからん、理解できん、難しい」。
本気モードだと「形と色を見て感じるだけでしょ」「誰でもできるし」「それのどこが謎?」「生涯越えられないほど高いハードルなの?」。そのモード切り換えボタンはどこにあるのか。「脳内の抽象的なボタンです」と言えば、抽象はわからんからと再びもめそう。
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