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ネットで東アジア史を説明する中にヘイト単語を一発入れ、国内外から糾弾され言い分の全てが失墜するドジをみかけます。「XXども」などと書く自滅。説明がへたな日本人。正常に日本を世界に説明するサイトがどこかにないのか、調べたことがありました。ないらしい。

きっかけは外国人の一言でした。「日本すごい」の動画で「日本はおもしろくて変わった国だ」の流れの中、海外からのSNS投稿が転載されています。そこに海外からのこの一言。「日本では太った人はサッカー選手にならずに、相撲取りになるのだよ」。

肥満体の少年や青年が大相撲に入門して、相撲取りの職につくのだと、独自の物語を組み立てて世界の人に教えてあげています。「なるほど」と反応する読者もいますが、その説明はもちろんギャグです。

今の合格基準は体重67キロ以上で、長身でやせている合格者も少なくないという。各部屋で自炊するちゃんこ料理と、無酸素運動主体の実質的運動不足で体重を増やしていきます。外国語で正しく説明すべきですが、その場がないから嘘が通用しやすい。

日本人が生魚を食べるのは向こう見ずだからで、彼らはヤケクソな民族だと外国人が説明すれば、世界は半分は信じるでしょう。現にわさびや菊花の機能を言える外国人は皆無で、それが答だと気づかないという。クジラ漁も国内だけで納得し合うばかりで、増えたのは敵だけで味方がいません。それが好ましいことなのか。

日本人が芸術をわからないように、外国人は日本をわからないのです。著者は芸術の説明は用意しましたが、日本の説明は手つかずです。戦後政府主導の「米のごはんを食うやつは馬鹿」と同様、ウソ説明が年月経ても風化しきらず残る現象を、あきらめてはまずいと考えます。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?