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デザイングッズ通販サイトに参加したことがあり、Tシャツ製品が今もたまに売れます。美術絵画よりもポップ寄りなだけに、著者もデザインなら国内でも売れます。参加当初驚いたことがあり、絵よりも字が売れていました。著者は字のTシャツは出していませんが。

字だけのプリントTシャツは、連想するイメージの焦点が固定されます。絵心もなく。著作権保護されるデザイン物と違い、パクられやすい。でも絵に負けないほど、字が売れていたのです。

政治家の失言、芸能人の決まり文句、CMの流行語、世直しスローガンなど、熟語や短文のTシャツがベストセラーです。売れる結果を受けてか、販売サイトの登録画面に明朝体とゴシック体の活字入力機能が用意してあり、素人が制作ソフトすら持たずに商品化できます。

字が人気なのは、世の中に絵画ファンより小説ファンが多い実態と相関する気がします。絵のTシャツと字のTシャツでは、見る人の脳の使われ方も違うと考えられます。

音楽でいえば、絵のTシャツは楽曲愛好で、字のTシャツは歌詞愛好だと想像できます。絵は遠回しで字は直接的で、絵では伝わらない意味も字だと伝わる確実性があります。ただし読めない外国の人は、漢字も絵として見ているようですが。

それなら展覧会に出す平面作品は、字を書いてもよいはず。キャンバスに「ニッポンがんばれ」と書けば、主張は間違いなく伝わります。活字フォントなき時代に、それを手書きしたのが書道でした。字を書いたキャンバス作品を見かけないのは、既成の概念を超えない節度でしょう。
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Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?