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居合道の団体で、段位試験が裏金で決まるニュースがありました。剣道は海外でも現地団体のサークル活動があります。日本のサムライ文化は海外でも通りがよく。東京医科大学の裏口入学に続いて、日本サゲ情報がまたひとつ出て、困ったもの。

連想したのは大学改革でした。試験の点以外の長所も含め、合否を柔軟に決める方針変更が行われたあれ。小論文に書く人生観やボランティア活動や、有力者の推薦状など。それらの考慮は何のことはなく情実で、縁故や口利きも含むでしょう。これは実は景気の反映です。

旧藩時代の縁故採用に時代を戻し始めた背景は、平成大不況と少子化による大学の収入減です。学力がある受験生と資金力がある受験生は一致せず、大学は好景気なら前者が欲しく、不景気なら後者が欲しい。この話題はSTAP細胞事件の時も、散々に言われていました。

日本全体がこうした情実優先に向かうのを防ぐ手は唯一、先進国並みに国内総生産GDP(内需の消費合計)を上げることです。文武の権威失墜や、本家を外資系に奪われる根の脆弱性は軽減するでしょう。

しかし居合道は平成大不況と少子化以前の、昭和40年代から続く慣習だそうです。第一、六段と七段と八段は小刻みすぎて差の計測は無理。つまり前からサムライ商法でした。「XX士」なる資格授与の集金システムは、家元のビジネスモデルでも知られます。

免状の類を配下に高く売る上納金制度は、美術にもあるかを考えると、ないような気もします。強いていえば、公募コンテスト展入賞の情実操作か。それは前に書道が事件ニュースになり、しかし驚く人は少なく、アート関連なら勝手にしろという日本の空気でした。
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Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?