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東京医科大学の受験騒動は、医学部の裏口入学を調査中に、偶然発覚しました。一部浪人と全女子の受験点数を下げ、不合格にする慣習が突然バレちゃった。この問題を国民はうまく解釈できずにいます。

差別は今の日本でわかりやすい文脈で、これは女性差別に走ったイカサマだとわかりきっています。そして、原因は男尊女卑なのだと考えやすい。しかし実際には、差別の根は貧困です。これ禁句。

「救急病院の深夜当直は、女医だと穴があく」「結婚出産後の職場復帰を病院は願えど、本人は退職した」「心臓弁膜症や脳の開頭手術を行う外科医は、目指す女子が少ない」。現状では負担は男性医師にかかり、勤務医の実態は男性差別が横行中。今は男性を差別中。これ意外。

病院の悩みを聞いた国民は、工夫して解決せよと言います。でも工夫の前に増員が必要です。雇う女医を増やせば欠員のカバーは実現します。ところが今、政府と国民は節約中です。緊縮財政。増員すれば経費増となり、健康保険の3割が4割にでも上がる話です。これ必然。

「女子を活用する金銭余裕がないのです」と告白すると今はNGです。この苦悩は障がい者の雇用ノルマも同じで、官公庁がそろって大々的に不正した動機はコスト削減でしょう。官公庁もぶらぶらしてはおらず、ブラック残業が続く状態だから。いずこも貧困の真っ最中。これ絶句。

最近続く国内のほころびは、実はどれもこれもデフレ不況の結果ですが、今が史上最高の好景気だと政府が宣言しました。報道も不景気以外に原因を探すありさま。医学部自身も、受験のイカサマは景気悪化ではなく男尊女卑が原因だという、事実と異なる批判に甘んじています。
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Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?