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ブラックボックス展は、密室のお化け屋敷型イベント。中で起きた出来事がアートだという主張です。女性客が暗い室内に入ると、男性らしきに体に触られた事件だそう。オピニオンリーダーたちはブラックボックス展を批判し、アートと呼べば何でも許される「アート無罪」も批判しました。

しかし批判論は、ほとんどが不発でした。敗因は、表現の自由奔放ぶりを危険視し、過剰を戒めた点です。その批判は、人の表現はアートだとした自由主義の尊さとぶつかるから、後知恵にとどまります。常識人の負け。

事件の下地は、三大画家タイプとダダ運動タイプを混ぜて語る失敗です。「芸術は危険な冒険である」式の三大画家タイプの特徴を盾にして、ダダ運動タイプは胸を張れる仕組みになっています。ダダ運動タイプを批判すると、三大画家タイプを擁護する「言葉」でかわされるというわけ。ピカソの創造性はやばいという言葉が、痴漢の擁護に使えます。

特に日本では、国民は芸術が苦手のまま放置されています。一般化せずに特殊化している。だから何者かが「これも現代アートだ」と言えば、国民は「それはアートとは違う」と言い返す力がありません。

近いうち、抽象ヘイトとSTAP細胞ファイナルと、ブラックボックス展の各章を追加予定です。ブラックボックス展を叩き損ね続ける現代アートの謎を解いた内容で、ブラックボックス展批判とは違います。美術と自由の裏構造を語る世界初の解説です。

ブラックボックス展は、三大画家タイプではなく、ダダ運動タイプの表現物です。ピカソ系ではなくトラクター系。そこを分けずに、現代アートに自由の抑制や、節度、モラルを説教しても、無駄な抵抗です。「非常識なトンデモこそが最高の芸術」というピカソの成果を、ブラックボックス展は盾にできるからです。常識人の負け。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?