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Archive2023年09月 1/1

ナチスに報道機関は親身に味方する理屈【誰も自分が得する側につく】

現代のナチスが現れ育つと、新聞テレビなどの報道機関は、当然ながらナチス側に味方して、ナチスの敵と戦うようになります。なぜそうなるのか。いや、そうではなく、なぜこの結論が皆にとって違和感があり、意にそぐわないかを問いたいところ。ナチスは絶対権力者なのであり、逆らった新聞社や放送局は抑圧され、幹部や家族が投獄されたり不審死などが待ち受けています。絶対権力というものの恐ろしさを、現代人がよくわかっていな...

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自己責任を芸術に持ち込んではだめ【新自由主義は文化をつぶす圧力】

かなり前の雑誌だかの議論。日本で強盗殺人ではなく、恨みなどで一人を殺しても懲役12年などになる現実を指して、「12年と引き換えに殺人してもよい意味になる」という意見を見かけました。弁護士は反論して「法律はそういう趣旨ではない」と。著者には弁護士こそが机上の論に思えました。犯罪をやる者は法の趣旨を尊重せずに、しかし法そのものは無視せず、利害の計算が行われると想像できます。例の森友事件の公文書開示請求でも...

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現代貨幣理論入門は平易で難しい本【現代芸術理論より道理が難しい】

著者が常に避けてきた言い方が「僕には理解できません」。非常識な人や物に「全然ダメ」と当てつける烙印のフレーズですが、同時に自らの理解不足の暗示にもなります。天動説の信者が、地動説を理解できないまま切り捨てる時も「全く理解できねえ」と非難したはず。「俺にはわからないぜ」と言い放ったとたんに、自分の知識や思考力や理解力はそこまでしか届かない、見識の限界を自己申告したかっこう。「それ恥の上塗りでしょ?」...

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米政府とNASAの宇宙人騒ぎと落語の天狗裁き【結論ありきの思考停止】

落語の『天狗裁き』は、昼寝していた夫が夢などみていないのに、みたはずだと妻が夢の内容を問い詰める噺です。親友から大家さん、町奉行と、彼を問いつめる者がだんだん大物になってエスカレートし、しまいに天狗様の裁きを受けて殺されてしまいます。よく似ているのが、アメリカ政府とNASAとが、アメリカ国民にUFOに関して報告するあれ。政府は宇宙人との交流も通信もやっていなくて、めぼしい情報を持っていません。なのに国民...

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武士のイメージが日本で曲げられた原因【進駐軍のWGIPの一環か】

江戸時代の士農工商はおよその区分にすぎず、またがっていた人もいたそうです。武士でありながら、畑で作物をつくり商店で売っていた人だとか。その武士という概念は今では世界で、サムライとして日本文化の象徴のひとつになって人気があります。著者が海外美術展を募集だけしていた頃、サムライがテーマの作品展示がドイツでもありました。絵になるアイテムはやはり日本刀で、それでジャパン・フェスティバルでも日本刀の販売店が...

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