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Archive2023年01月 1/1

子どもを大事にしてきた日本【新自由主義の文脈で児童虐待】

緊縮財政とは、故意に自国通貨の発行をサボタージュして、国民所得を下げる統治法です。消費税増税は、付加価値(利益分と内部人件費)に課税し、国民所得を吐き出させ、企業の業績を下げる統治法です。日本だけで起きているデフレ不況の直接原因が、これら二つです。日本で続けられている理由は、国民がお金の意味を勘違いしているからです。国民は金庫にためた一万円札で国が運営されると思い込み、お金が減らないよう経済の動き...

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コストプッシュ型インフレと美術家【物価は上がり賃金は下がる】

日本で起きている物価上昇を「インフレ」と呼ぶのは、今や全く間違いといえるものです。というのは、インフレには二種類あり、良性のデマンドプル型インフレと、悪性のコストプッシュ型インフレは、善悪が正反対だからです。良性インフレは、自国通貨のばらまきで生じる買い物ブームで、製造者や店が強気価格に値上げする現象です。儲けは多少でも従業員に還元され、所得が上がります。悪性インフレは石油や小麦の原価が上げられ、...

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進駐軍が焚書した書籍が話題に【日本古来の伝統と文化を見直す契機】

すでに知られるように、戦後の日本人は左翼思想を叩き込まれました。共産主義思想がまず支持され、その後アメリカのマッカーシーの赤狩りで逆転して反共思想へ。反ソが基本で今に続きます。日本人を左翼思想へと洗脳した作戦のひとつが、進駐軍による焚書です。日本中の出版社、書店、図書館などから特定の本を没収し焼却し、読み継がれるのを阻止して日本人の脳内に情報を入れまいとした歴史です。年月経て調査が進むと、どんな本...

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自分に似た人が世界に3人いる?【違いを見分ける目が育つ不思議】

世界には自分と見かけがそっくりの人があと2人いて、計3人がほとんど同一人物に見えるという説があります。これを聞いた方は、疑問に思われるかも知れません。なぜ20人や1700人ではなく、わずか3人なのか。それは一人一人の顔が非常に異なっているからでしょう。スポーツ選手なども集まってみると、ウリ二つの人はほとんどいなくて、互いにかなり違う顔です。一人を見ていると納得がいっても、別の人を見るとものすごく違います。...

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ツイッタートレンド#税は財源ではない【#政府の赤字はみんなの黒字】

美術は好景気のシンボルであり、景気上昇のうねりの初段に、アートの活発化が起きる傾向が美術史にみられます。商業の膨張に連動した西洋ルネサンス運動もそうでした。今の日本はちょうど正反対で、34年目に入ったデフレ不況でアートから去る人が続出します。著者は海外美術展に参加された会員様に正月の年始メールを送っていますが、やはり返信があるのです。「美術をやめましたので今後はメールはいりません」と。やめる理由は、...

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美術の傑作はどうして生まれるのか【神が降りる確率も偶然】

著者の本が美術評論の本と多少でも違うのは、ソース源が美術を作る側の人間だという点です。評論に多々みられる、憶測や空想した部分を言葉でつないで、机上でまとめた美文とは違います。作品を作る者の心理描写も、作家から聞いた話が多い。時には自身の事情を告白し、制作者の心の内まで入り、時にしつこく核心に迫ることもあります。絵や彫刻を作らない評論家が書いた本よりも、整然としていないでしょう。たとえば傑作絵画が生...

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