Archive2022年12月 1/1
超能力と手品をいっしょにしないでの要望【経済にだまされる日本人】
ネット動画に手品の種明かしがよくあります。視聴者からのコメントに「人間不信になった」との不可解な声がありました。その人は、かつて知人がスプーンを曲げたのを見て、超能力だと思ったそう。後で動画を見て初めて、超能力ではなく市販の手品道具だったと知ったのです。知人は手品であることを隠して、僕に超能力だと思わせ続けた。嘘をついて平然としていたその態度が、今になって腹が立って人間不信に陥ったという声です。こ...
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防衛増税と国民の責任を言い出す一億総逆走【税は財源ではない】
「国の経費は国民が負担する」式の日本の常識は世界の非常識で、国をあげたこの曲解で「失われた30年」が延々と続いています。残り12日で34年目に入るのも確定済み。通貨発行権は政府だけにあり、企業や家庭や個人にはありません。国民が国費を払う負担は悪い冗談です。お金を発行すれば犯罪になる国民が、政府にお金を進呈する発想は狂っています。発行できない者が発行者に、発行物を与える悪い冗談です。版画で考えれば、お客で...
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映画『2001年宇宙の旅』を分析する鑑賞【意味に正解はない前提】
映画『2001年宇宙の旅』は、有名俳優が出ていないことでも有名です。一人生き残ったボーマン船長役のキア・デュリア氏も、宇宙空間で暗殺されたプール副操縦士役のゲイリー・ロックウッド氏も、現在も存命で伝説化していません。映画は伝説化し、二つの謎解きが今も続きます。「人工知能のHAL9000はなぜ暴走したか」「ボーマン船長に何が起きたか」。著者は学校の特別講義で、レーザーディスクのスクリーン映写で見ました。でもこ...
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画集をひとつ出版しました【まだまだハードルがあり整備が必要】
12月に入ってすぐ、一冊の画集をAmazonから出版しました。電子書籍を作る手間は、活字本よりは画集や写真集が多く、画質の加減や裏ワザ的な技術の実験も必要で、先延ばしにしていました。結局活字本の6年遅れでやっと試しました。画集を作れるソフトは様々あり、今回はソフトを5種類使っています。ところが入稿データをページ順に並べる専用ソフトは、市販でないせいもあり不具合が目立ち、何度も立ち往生しました。バグが出る法則...
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音楽のメロディーの枯渇は明らかに起きている【創造のニッチ化】
イタリア製西部劇をアメリカではスパゲッティー・ウェスタンと言い、日本ではマカロニ・ウェスタンと呼びます。アメリカの西部劇との違いは、ならず者集団のむごいリンチのシーンを含んで、おたずね者を始末する賞金かせぎの多さ。最近『怒りの荒野』の短縮版を見ました。マカロニ映画が全般に言われるのは、サウンドトラック曲の良さです。傑作曲が集中しています。同じ1960年代の別ジャンルの映画も、音楽が光るものが多い。1960...
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