Archive2022年05月 1/1
日本人が描く絵画の致命的な欠陥とは【ひたすらきれいを目指す】
最近地元の市街中心にある商店街へ行く機会があり、何カ所かのアートギャラリーに入りました。全て無料展示ですが、いつものあの日本らしい作品群が並び、音楽でいえば昭和歌謡的なムードに戻った感じの雰囲気でした。こちらは瞬時に作品を評するクセがついています。欧州で展示すれば買われそうかという点と、どこをどう変えれば海外で買い手が現れるかです。まるで職業病でしょうが、「これだとだめか」ばかりになってしまいます...
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日本でも誤解される戦争のメカニズム【ロシアウクライナ戦闘の泥沼】
ロシアウクライナ戦争で、日本はすでにNATO軍へ加担し、事実上参戦した状態です。日本に日米関係を超えた自由度はないから、陣営に加わる日本を軽率と批判はできないでしょう。領土問題があれば敵国にもなるのだし。しかし。世界から戦争をなくすなどは、日本の手に負えない事実がわかります。ロシアの言い分や、ウクライナから害を受けた根拠を、日本がヒアリングしたりは一応できるはず。あるいは国際的に審議もできるでしょう。...
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自国ファースト第一主義こそ正常だが【国単位の自助と自己責任】
自国ファーストといえば悪いことだという常識がありますが、自己中と混線したと考えられます。世界から戦争をなくすには、自国の安定こそが大事です。A国の穀物が、B国からの輸入に依存している時、両国とも不安定な状態なのです。そこで理性的な国たちは、少なくともA国にはなるまいとして、自国の農家に多額の補助金を出して公務員相当に格上げし、自給率100パーセントに近づけています。これは原油や天然ガスやウラニウムなど、...
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日本国民は幽霊を信じず科学的に考える【キャンプ場で消えた子ども】
日本で『山梨キャンプ場女児失踪事件』のニュースが続きます。コロナ前の2019年9月に起きたので、2年半以上たっています。SNSの集いで家庭から来ていた女子小学生が、林の中で行方不明になり、警察・消防・自衛隊が連日山中を探し回れど発見できず。事故より事件のように言われるのは、部外者にとって奇妙に思えることが多いからでした。行方不明の直前の女児を見た人の声がない点など。行きずりや計画的な誘拐事件や、人身売買説...
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家庭と国は同様にお金が底をつく話【最初の刷り込みの怖さを考える】
バブルがはじけ銀行の土地担保が目減りした後で、日本国民はある知識に目覚めました。「家庭も国も実は同じなんだ」と。「家庭と同じように、国もお金を使えば底をついて破産するのだ」と。日本国民は目からウロコで腑に落ちて、我が国の危機を共有しました。ご存じのようにこれは真っ赤な嘘で、家庭と国は全く違います。家庭で円を発行すれば通貨偽造の刑事犯罪となり、3年以上から無期懲役です。国は逆です。政府は通貨発行権を...
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