Archive2022年01月 1/1
困っている人を助けるのを嫌う風潮【緊縮財政と消費税増税の25年】
昨年の秋に経済関係のSNSというのに参加し、財政問題について投稿を続けています。そこには同志になりそうな方もいるのですが、だいたいが現代日本の風潮どおりの方が多いように感じます。ひとつは、困っている人を助けるのを嫌がる風潮です。コロナ禍で所得を失ったり失業した人を助けるべきとの声は小さく、「世の中は厳しいものだし自己責任だから、滅んで淘汰されるべき」と訴える人が目立ちます。同じ国に生まれ育った者同士...
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プリント作品の通販に登録してみました【写真と絵画のショップサイト】
新進のプリントアート通販店に登録してみました。新型コロナ途中の2021年1月オープンで、巣ごもり需要といえど日本だから芸術の需要は小さい上に、「失われた30年」なる不景気と25年目のデフレ不況なので、まだ一般アクセスが少ない通販サイトです。美術の通販サイトはこれまで何個も登録しましたが、別れが来たことが何回も。販売不振で撤退し、消滅するケースです。Tシャツ店も消え、一番売れていた店が消えたのは残念でした。肥...
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不気味の谷現象に頼る世界の美術【芸術は不快だ論へこじつけ】
「不気味の谷現象」。著者はこの言葉自体は覚えがなかったのですが、現象はよく感じていました。これは人形などをつくる時、雑な造形からだんだんと本物の人間に近いものになるにつれ、順当に好感度が上がるその途中に起きる不思議です。より本物に近づけると、あるところで急激に嫌悪を感じ、しかしもっと精巧になるとまた好感度に戻る現象です。これは1970年代に出された仮説で、それを2015年に海外の学者が検証し、学術的な科学...
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魔の交差点を直せない国の方針【日本財政破綻論の迷信を解く】
日本の交通に関して、AT車の事故原因をすでに本の中で分析済みです。新刊で再度、踏み間違い暴走の解決法を書きました。ネットに出ている一般論とは全く違う内容であり、事故が減っていない現実に後押しされて追加しました。車の欠陥です。ところで、各地の「魔の交差点」がテレビの特集にも出てきます。その動画には「欠陥道路は修正すべきだろう」のコメントがつくと同時に、勇ましい否定論も出てきます。「正しく運転すれば事故...
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今年は積極財政のボタンを押せるか【財政政策検討本部が始動】
2022年はデフレ不況からインフレ好況へ変える最後のチャンスと考えています。日本のデフレ不況は1997年に始まり、緊縮財政と消費税増税で氷河期世代を生みました。1975年生まれなら大学卒業時が1997年で、企業に入れない人が増えました。緊縮財政とは、政府が自国通貨の発行を故意に少なくして、通貨不足にして経済を低落させ、国民を貧困化させる政策です。消費税増税とは、自国通貨を故意に削減して、通貨を不足させ経済を落とし...
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