Archive2021年03月 1/1
論破どころか議論も不要とした人生訓【アメリカ富裕層の哲学】
ネットのヒーローは論破が好きなタイプが多く、2ちゃんねるの創始者も論破の達人としてよくあげられます。議論というものに、日本人は屈折した思いがあります。著者はかつてコンピューター会社にいた時、歳下から本を紹介されワンセット買いました。その本は巨大な財を築いた超有名人の人生訓集でしたが、読んで驚いた一項目は「議論はよくない」でした。アメリカ人はきっと議論好きで、さっそうと主張する声のでかい人だと思いき...
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新型コロナ変異株が自己否定する謎【芸術の起源はまさかそこ?】
新型肺炎のコロナウイルス恐慌は、新型ワクチンの開発で改善が期待されます。前回の世界大恐慌は92年前の1929年で、ここから第二次世界大戦へと世界は流れていきました。インフレ好況と違いデフレ不況では生命財産が危機になるから、厭戦から好戦へと気分も変わります。ところでウイルスには奇妙な特徴があります。ひとつは微生物にしても小さすぎて、光学顕微鏡だと光の波長の限界で分解不足となり、レンズの拡大倍率をいくら上げ...
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震災被害の伝わらない体験と相互理解のヒント【作品鑑賞も同じ】
東日本大震災で個人が失ったものは大きく、恐怖や苦悩が他人に伝わらない絶望感も加わります。死の門から生還した自分と、その体験がない善人とのギャップです。ネット掲示板を見ると「もう終わったことだから、忘れて前を向こう」の声もちらほら、置き去り感を誘います。人はロボットみたいになれません。ほ乳類には身内が亡くなるとやがて死んでしまう種があります。強いストレスは心身を不調にし、自力では解決できないものだか...
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東日本大震災の引きこもり被害と日本の貧困【コロナ恐慌のストップ】
何度も書きましたが24年間日本が傾いた原因は、自国通貨の削減を続けてきたからです。国民のほぼ全員が貨幣の本質を誤解し、お金の動きを止めれば出費が浮いて、お金を温存できて国が強化される勘違いです。東日本大震災は、インフレ好況でなくデフレ不況を直撃しました。貧困化のせいで多発したのが、引きこもり問題だったそうです。若者を中心に引きこもりが増えた社会現象は、失業に始まり就職口が少ない問題です。好景気の頃は...
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東北大地震のチャリティーTシャツ【デフレ不況で消えた通販店たち】
ドロップシッピングという通販方法が出始めた頃の話。ドロップシッピングにはデザイングッズ型と市販商品型があり、後者はアフィリエイトと違わないとよく言われました。一方デザイングッズ型は、デザイナーが自由参入して入稿し、プリントグッズを客が買う方式です。2011年の3.11の大震災からの復興で、チャリティーTシャツ募集が流行りました。大金を寄付する歌手やタレントの陰で、著者もチャリティーTシャツを4種描いて、激戦...
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