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Archive2020年06月 1/1

テクニックがあれば表現したいことが可能になる【という最多の誤解】

ロックギターの演奏テクニックが高いほど、その音楽の芸術性が高いのかという議論があります。ここで前に書いたのは、往年のビッグスターが弾いてみせた動画が思ったほどテクがないから、がっかりした日本人が何人も「これなら自分の方がうまい」と投稿した件でした。「テクニックがあっても芸術性が高いとはいえない」の命題は、直ちに誤解される議論の代表です。大づかみに受け取れない人が多いし、極論だよそんなのと言う反発も...

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銀行の担保物件と自己資産第一の体質【美術もまた価値担保第一主義】

日本全国が消費バブル経済のピークとなった年は、1992年でした。その3年後のWindows95によるITバブルは、97年の消費税5パーの緊縮財政のたたりで日本版GAFAが生まれることなく失墜。人類史上最長のデフレ不況国となり今に至りますが、当時の問題児は銀行でした。当時の焦点は、バブル時代に根拠なく高騰した土地価格の暴落で、不況業種となった銀行でした。「政府は税金を注入し銀行を助けよ」と他国からの忠告はあっても、日本国...

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コロナ後の大量解雇時代に残るのはどんな人?【能力評価論あるある】

ネットニュースで急に増えた記事が、コロナ後の企業ビジネスのゆくえです。大量解雇と大量失業と、大量倒産が予想されています。が、その指摘にも「今は新自由主義と呼ぶデフレ型の資本主義だ」という、最重要な指摘が抜けています。これが最大のカギなのに。ある記事に「今後真っ先に解雇されるタイプ」が並べられていました。その第一は「能力がない人」だそうです。これから企業は能力がある人を残して、能力がない人を削ってい...

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女子プロレスラー木村花の自殺その後【誹謗中傷と配役への距離感】

ニュース解説テーマにもなった木村花選手の死。女子プロレスラーは一部に人気の職種ですが、演技性が高い舞台芸の一面があり、だから業界の秘密や不文律も多くあります。八百長という言い方だと外れていて、表現主義的な見世物のカテゴリーといえるでしょう。リングで正義役と悪役に分かれて、カタルシスを均衡させて演じる世界です。お客は迫真性に喜んでも、これは真剣勝負でないと分別を持って距離をとります。似た世界がトーク...

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レナウンのファッションがコロナで会社更生法【ワンサカ娘のCMの頃】

ファッションブランドのレナウン社は1902年(明治35年)創業で、その時生まれた人は118歳です。世界にもう誰もいません。コロナ大恐慌にとどめを刺されて会社更生法へ進むらしいのです。ファッションも美術と同様に付加価値を売る分野なので、景気に直接左右されます。レナウンはコマーシャルにコストをかけてきました。今でもわりと覚えている方が多いのは、1980年代半ば以降の、『ワンサカ娘シリーズ』でインドネシアのバリ島ロ...

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