Archive2020年05月 1/1
映画音楽のサウンドトラックは二テーマ方式【モチーフから編曲派生】
昔のベートーベンやチャイコフスキーに、現代のどれが該当するかは、クラシック畑の現代音楽よりも、映画音楽の管弦楽曲が勝ち抜くと感じています。ETやレイダースのジョン・ウィリアムスも、100年後の定番クラシックになるだろうと予想。映画音楽のサウンドトラックをアルバム単位で買うと、おもしろい法則があります。テーマ曲が二種類あり、それぞれをモチーフとして編曲してあったり、楽器編成も替えたバリエーション曲が、場...
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本を読み美術を見て得るものは何か【中身を記憶に刻むことではない】
世の天才や事業成功者たちは本を読まないという秘話は、どうもウソらしいのです。インタビューなどで、人一倍本を読んでいることを告白しています。では、人はなぜ本を読むのでしょうか。本の効用は何か。家にある本のほとんどは、一度は全ページを読破しています。ところがその一冊を手にとって改めてページを開くと、意外に新鮮です。かつて読んだはずの文章はほとんど忘れていて、今初めて読んだかのような新発見があることも多...
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メモリー増設でパソコン速度は上がらない【芸術に似た説明の複雑さ】
パソコンのメモリー容量が小さいと速度が遅くなり、メモリーを買って増やせば速くなるイメージがあります。しかしメモリー増設では、パソコンの処理速度が速くなるわけではないと、一応知られています。これは語弊というものです。パソコンの計算処理速度はCPUで決まっていて、メモリーを増やしても計算速度はアップしません。メモリーを増やして起きる変化は、待ち時間の短縮であり、速さではなく早さだともいえます。これはかつ...
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新型コロナで国会議員のだめぶりを指摘する声【国民が選んだのに?】
新型コロナウイルスのパンデミックは、世界各国のトップが力試しする公開競技の場になっています。自国の事情に合わせて着々と感染防止と経済対策を打つトップもいれば、後手後手で疫病を克服できないトップもいます。たとえばブラジルはあきらめて放置に転じました。日本でも国会議員や内閣や政府のだめぶりに落胆して、ため息をついている人が増えています。まるでカルロス・ゴーン容疑者に国外脱走されたあの既視感のように、コ...
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10万円の給付金を誤解しないように【後で返す借金だとの警告は嘘】
明石家さんま師匠のコロナ自粛の嘆き。「こんな時、お笑いは真っ先に切られて無力や」。アートも同じです。アートにとっての「こんな時」はデフレ不況です。この美術ブログでも途中で、日本の景気と消費税の話題を加えました。変なブログに見えたことでしょう。そこに現代日本の道への警鐘も含み、案の定グローバリズムに起因するコロナ疫病の、世界パンデミックとなりました。予告した日本の令和恐慌どころか、世界大恐慌です。日...
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