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Archive2020年03月 1/1

新型コロナに面した緊縮財政と消費税増税【芸術より日本がわからない】

芸術どころか、日本がよくわからない空気です。この23年間の世界各国はインフレ好況で、対して日本だけがデフレ不況です。だから新型コロナウイルスの大流行で、日本では貯蓄のない個人が飢え死にする恐慌になる危険性が高いのです。恐慌とは超デフレのことです。中国にいる中国人は家に閉じ込められて「お金使いたい」となり、日本は「お金がない」。なぜ日本国民だけお金が足りないのか。原因は国家宗教です。教義は二つ。新たな...

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消費税0パーセントの提案が出た【美術鑑賞の写実具象のアナロジー】

日本で美術が低迷する理由ですぐ思い当たるのは、美術界がかもす独特の高尚な雰囲気です。しかし現実の市民レベルの美術鑑賞で、ネックになっているのは写実デッサンです。模写デッサンの腕前が芸術なのだとした定義が間違っていて、理解が閉ざされる現象です。具象に写実デッサンはあっても、抽象にはありません。だから抽象美術は鑑賞不能となり、入口でいきなりチンプンカンプンになります。陶芸には写実デッサンなどないから、...

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チャイコフスキーはキリスト教の掟で死刑になった説【最初から時代錯誤では】

音楽のチャイコフスキーの死因に突然異論が出されたのは、1978年でした。チャイコフスキーは旅先のレストランの水で、コレラにかかったとされます。新説は、同性愛の罪で有罪となり、判決に従って毒を飲んだ死刑というもの。これを聞いた著者は、だんだんと新説はおかしいと感じました。というのも、チャイコフスキーにとって世界は、すでに地球規模だったからです。チャイコフスキーはモスクワに住んでいましたが、フランスやイタ...

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美術のレッテル貼り批判は即ブーメラン【自分が正義で他人は悪の定義】

レッテル貼りという語が、論争の場によく出ます。実例は「抵抗勢力」「差別主義者」「ポピュリスト」「現代のヒトラー」と悪口が多いような。敵をやっつける目的で、型にはめて丸め込むラベリング効果です。先に定義を固めて、脳に吹き込みやすくする大衆扇動です。広告産業界のキャッチフレーズと同じ仕組みです。ところがそこに意義ありとして割って入るのが、「価値の相対性」という原理です。レッテル貼りで相手を悪役扱いして...

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日本の美術展に共通する空気【素人に絵の良し悪しは見破れない前提】

日本国内の美術イベントに共通する、独特の雰囲気があります。それは絵画展覧会やアートイベントの案内サイトや募集メールにも、常について回ります。その正体は「美術をわかる人は一握りのエリートである」という固い前提です。日本の美術展は、作品を観客に見せてもわからないであろう前提で計画されています。どれを市民に見せないかをまず選別して除去し、どれが価値かを先にレッテル貼りします。決めた価値を観客に伝えて、良...

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