Archive2019年07月 1/1
事故物件でなんちゃって本気モード【不動産業の幽霊ごっこ】
怪談のシーズン。賃貸住宅に事故物件という分類があります。変死などが起きたレンタルルームを隠さず、借りるお客側に知らせる業界ルールです。家賃が割安だから狙い目で、住んでSNSで報告し、動画サイトでアクセスをかせげたりして。だから最近は人気物件だとか。そこで不動産店側も事故物件をしぶしぶ申告するのでなく、室内をわざと薄気味悪く撮影したり、何かが起きそうな思わせぶりな説明をつけるなど、お客の好奇心を掘り起...
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合成の誤謬と現代アートの関係【みんなで渡れば怖くない社会原理】
合成の誤謬(ごびゅう)は、生涯どこかで習う言葉です。一人にとっては正解でも、大勢が同時にやれば間違いになる現象です。合成の誤謬の代表は「節約」です。自分一人が節約してしばらく自粛し、お金がたまるまで待つ行動は適切です。ところが・・・もしみんなで節約すれば、経済が縮小し企業倒産、社員は減給や失業。餓死と犯罪にテロなど社会荒廃と政情不安、内戦やクーデターが起き、共産主義革命も起きる。さらに他国と軍事衝...
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消費税と公募コンテスト展覧会を無理につなげる【上が決めるだけ】

日本の消費税が不幸を呼ぶのは「新財源」「安定財源」が目的だから。お金を発行する立場の政府にとって、発行したお金を回収しても貴重品ではない。なのに各国で国税を徴収するのは、物価の安定と所得再分配が目的です。過度なインフレと社会不安やテロを予防します。税の原理はこう。「好景気で遊ぶ金が余れば、増税して景気を冷やす」「不景気で遊ぶ金がないと、減税して景気を温める」。金満なら上げ、金欠なら下げます。結果は...
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地球温暖化と血液型占い【二酸化炭素のおもしろ心理学A型B型】
今年2019年6月後半は涼しく、例年ならクーラーや扇風機をつける暑さなのに肌寒い。7月に入り雨の合間に晴れても、さらに涼しく長袖が必要なほど。7日はクマゼミの初鳴き。60年代から言われ続けてきた、間氷期が閉じる地球寒冷化を思わせる毎日です。実は2018年の8月も似た傾向でした。東京など関東や東北は38度などの記録的な猛暑続きで、報道は地球温暖化と二酸化炭素に明け暮れました。それなら南の鹿児島や宮崎はサハラ砂漠並み...
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山小屋の遭難者に政府が含まれる場合の生存率【異次元金融緩和】
「日本の景気は悪くなるばかりだ。各家庭の台所も切り詰める限界だ。今の政治は全くだめだ。国民の暮らしを優先した社会を実現したい」。こうして庶民の味方となって闘う情熱家も、実はめちゃくちゃな勘違いをやっています。どこが勘違いか。「優先」が勘違い。何を優先するかは、パイの分け方の話です。たとえるなら登山で遭難して、山小屋で食料を出し合い分け合う感覚ですね。つまりお金の総量が一定の前提です。この感覚で、公...
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