Archive2019年03月 1/1
世界でお金が難解になった1971年【ドルショックはマネーの情報化】
世界のほぼ全員が、お金の意味を誤解している焦点はどこでしょうか。実は著者も数年前まで、全くわかっていなかったのが「現代マネー」でした。現代アートの方がよほど簡単。お金がどう生まれるかは、大昔とコース取りが違う新事情があるのです。「ドルショック」の語は広く知られます。ドル紙幣をいつでもゴールドの金属塊と交換しますと誓ってきたアメリカが、1971年に突然やめた事件です。この時から、お金の意味が抽象化しまし...
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ゴッホの兄弟愛は絵の理解に必要な知識か【美術鑑賞法がおかしい】
「知識は力である」という格言をみかけます。「時代に何が起きているかを知っていれば事件を防げた」「知らなかったから後の祭になった」「無知で国がさびれた」「戦争になった」の結果論も歴史に多いし。必ず儲かる話は必ず詐欺だと知っていれば入らなかったが、知らないから入って財産を失ったケースもあるでしょう。連続殺人犯が拘置所で本をたくさん読み、「僕に知識があれば殺人していない」と過去を嘆き、犯行時には無知だっ...
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ストラヴィンスキー『春の祭典』とピカソ絵画は近い【バレエ音楽】
オーケストラ部員の人と、ピカソを話題にしたことがありました。図書館で借りていたピカソの大画集を、その人が数日だけ貸して欲しいということで。民間アパートの隣同士だったから、紛失の心配もなく。学生身分には、自由以外に読書機会があります。「ピカソの絵はストラヴィンスキーの曲に似ている」と言うと、相手は「確かに」と納得しました。その時想定した曲は『火の鳥』などではなく、もちろん『春の祭典』でした。『春の祭...
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好景気の統計と現代芸術はどちらが理解しがたいか【嘘は三つある】
日本の好景気が統計で偽造された事件です。インタビューに多い市民の意見は「政府の統計がそもそも間違っていたらだめでしょ」「官僚が統計を改変するなら何を信じればよいの」。こうした当然の抗議に、少しオマケの注釈もつけたい気がします。嘘は三つあると言われます。嘘、大嘘、統計の三つ。で大嘘って何?。例は「水の伝言」「ピラミッドパワー」「納豆でやせる」「日本は赤字大国」でした。「それはホントでしょ」と思う人は...
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沖縄県民に基地負担をかけすぎている理由【利害で情報を流さない】
日本国内で、沖縄県だけにひどい負担がかかっています。なぜか。日本国が沖縄に基地を置く理由は、沖縄が国境の町だから。アメリカの基地が集中する理由は、沖縄はうちの所有物だと中華人民共和国の共産党が宣言しているから。つまり共産主義への防衛ラインが沖縄です。この程度の説明さえ国内に出回りませんよね。なぜか。よくある説は、中国が日本のマスコミの株を購入した見返りや、現代のコミンテルンが報道各社にいる陰謀説で...
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