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Archive2018年11月 1/1

雪道でタイヤチェーンをつける法律は滑らないように

雪道の車にタイヤチェーンを義務づける法案の発端は、今年2018年のドカ雪でした。国道を行く車が埋もれ、交通がマヒして自衛隊が救出したあの騒動。何が足りずに起きたのか。考える場が机上だとチェーンに行き着き、雪上だとスタッドレスタイヤに行き着くという。起きるパターンがあります。最初に大型トラックが進めなくなります。夏タイヤが浅い雪道でスリップするから。後の車が追い抜いて前に出ることはできません。大型ト...

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民族や人種差別論争にみる理解の壁と岡本太郎の忍耐

画家の岡本太郎と、文学か哲学の第一人者が抽象画家を語り合う本で、興味深い事態がありました。岡本は芸術の概念を、崇高な芸事の次元から引き離そうと言い方をこらします。対して文学者は、巧みなデッサンの芸を崇高に神扱いします。文学者は抽象美術がわからないから、本題の抽象画に言及できず、写実画に心酔した話に終始します。二人は和気あいあいにみえて完全にすれ違い、岡本がいくら切り口を変えて芸術の意味を言い換えて...

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「アートが身近な街」を目指しても変化がないのはなぜ

美術展覧会の展示物は、世界的に現代美術です。欧米に限らずアジアでも、出し物は現代アートが普通。その美術展が普通に開かれて、人々が普通に見て買えば、アートが身近な街が実現しているのです。それだけのことが、しかし日本では死ぬほど難しい。日本で開催すると「美術展」「アート祭」とは呼ばず、「現代美術展」「現代アート祭」と呼びますよね。「現代」と断る。正規と非正規の差みたいに、現代モノを区別するのが日本。こ...

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渋谷ハロウィン祭の変態仮装行列を美術表現に向ける

2018年のハロウィン祭は日本各地で楽しく終わり、しかし渋谷では暴動が起きました。渋谷交差点は、国際ニュースや海外動画にもよく出ます。その街で物がたくさん壊されたことで、商店街のトップが「変態仮装行列」と呼んだニュースがありました。暴動が格差社会の負け組による社会報復だとする説明を、報道は伏せる傾向があります。電波使用料の法外な低廉の強みで、努力以上に儲かるテレビ局は格差社会の構造的な勝ち組ゆえ、...

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文化の日の楽しみ方も美術市場規模と関係がある?

外国とくらべて、日本人好みの美術は古風な傾向があります。先進国中アート市場が異例に小さいのは、感覚の古さも理由でしょう。古美術はそこそこ売れ、現代作品は縁故なしにはまず売れず。希少な国内アートフェアが骨董市と混成で開かれるのも、これと有関係でしょう。「東京には世界中の最新アートが入っているし、偏見なんて一切ない」「日本に欠点があるかのような言い方をされても」という声もあるかも知れません。しかし日本...

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