Archive2018年09月 1/1
クールジャパン機構という特殊法人【日本茶カフェ解散騒動】
香港映画の中に、若い男たちが料理店に入るシーンがありました。店員が「ご注文は?」とたずねると、「んー、お茶」と答えます。別の男は「俺もお茶」と言う。やがてまた何人かが入ってきて別のテーブルで、皆が「お茶をくれ」と言います。かなり前に、中国の北京から来ていた女子留学生に、映画のお茶の正体を聞いてみました。日本だと料理を買う前提でお茶はタダだが、映画に出てくるお茶は何か、コーヒーかと。答は、普通はジャ...
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リサイクルショップで非芸術を見極める?【表現に裂け目なし】
少し前に全国チェーンのリサイクルショップに寄ると、美術品や工芸品がいくつも目に入りました。色ガラス細工や木片を敷き詰めた絵画や、キラキラ輝くレリーフっぽい工芸、また熊の一刀彫りやこけしなど民芸品もありました。いずれも安価です。それらを持ち主がリサイクルショップに売った理由は、芸術性が低くてさしたる値打ちもないと思ったからでしょう。芸術性の有無は難しい話だと思っている人も、それらの作品類が美術館入り...
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剣道の居合道の段位が金銭取り引き【東京医科大学の裏口入学も】
居合道の団体で、段位試験が裏金で決まるニュースがありました。剣道は海外でも現地団体のサークル活動があります。日本のサムライ文化は海外でも通りがよく。東京医科大学の裏口入学に続いて、日本サゲ情報がまたひとつ出て、困ったもの。連想したのは大学改革でした。試験の点以外の長所も含め、合否を柔軟に決める方針変更が行われたあれ。小論文に書く人生観やボランティア活動や、有力者の推薦状など。それらの考慮は何のこと...
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テニス全米オープン2018の善悪は不問【産後うつのメンタルを理解】
テニスのグランドスラムで23度シングル優勝したセリーナ・ウィリアムズ選手(米)を、大坂なおみ選手(日)が破り、全米オープンで優勝した話題。この快挙に、生地の大阪では号外も配られて。その決勝戦は審判がセリーナ陣のコーチの反則をとり、セリーナ選手が大荒れを演じ、会場は大ブーイングでほぼ崩壊。夢の舞台が荒れる中、大坂選手は「こんな結果」をわびる日本的な言葉を加えた事態。ネットはセリーナ選手批判が多く、道徳...
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東京医科大学イカサマ受験騒動でのNG発言【差別の原因は貧困】
東京医科大学の受験騒動は、医学部の裏口入学を調査中に、偶然発覚しました。一部浪人と全女子の受験点数を下げ、不合格にする慣習が突然バレちゃった。この問題を国民はうまく解釈できずにいます。差別は今の日本でわかりやすい文脈で、これは女性差別に走ったイカサマだとわかりきっています。そして、原因は男尊女卑なのだと考えやすい。しかし実際には、差別の根は貧困です。これ禁句。「救急病院の深夜当直は、女医だと穴があ...
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