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Category芸術以外は簡単なのか 1/2

長寿雑誌『月間ムー』と日本で人気のシオンの議定書

日本のデフレ不況時代を生き延びた雑誌『月間ムー』の、創刊40周年記念セレモニーが話題でした。幽霊、UFO、宇宙人、未知の動物、謎の未解決事件など新旧ネタを次々と紹介し、超常現象と陰謀論で説明をつけるという、楽しくもやばい内容の雑誌でした。深夜に天井裏で足音が鳴る場合。幽霊の通り道だという説明と、他人が隠れ住んでいた事件とも記し、「信じるか信じないかはあなたしだい」で締めくくる趣向です。偽書のほのめ...

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雪道でタイヤチェーンをつける法律は滑らないように

雪道の車にタイヤチェーンを義務づける法案の発端は、今年2018年のドカ雪でした。国道を行く車が埋もれ、交通がマヒして自衛隊が救出したあの騒動。何が足りずに起きたのか。考える場が机上だとチェーンに行き着き、雪上だとスタッドレスタイヤに行き着くという。起きるパターンがあります。最初に大型トラックが進めなくなります。夏タイヤが浅い雪道でスリップするから。後の車が追い抜いて前に出ることはできません。大型ト...

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民族や人種差別論争にみる理解の壁と岡本太郎の忍耐

画家の岡本太郎と、文学か哲学の第一人者が抽象画家を語り合う本で、興味深い事態がありました。岡本は芸術の概念を、崇高な芸事の次元から引き離そうと言い方をこらします。対して文学者は、巧みなデッサンの芸を崇高に神扱いします。文学者は抽象美術がわからないから、本題の抽象画に言及できず、写実画に心酔した話に終始します。二人は和気あいあいにみえて完全にすれ違い、岡本がいくら切り口を変えて芸術の意味を言い換えて...

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水だけで走る省エネ自動車を信じやすい日本の心情

日本で出回る陰謀論に、ガソリンが不要で水で走る自動車があります。安くて省エネ。しかし、既存技術の利権を持つ日本経済界には不都合。そこで、政官財が団結して水エンジン車を排除し、従来のガソリン車を支持してみせるへたな芝居を続けている、という陰謀論です。その最も恐ろしい証拠は、水で走る車やバイクが実現すると、開発者が消された事件です。ガソリンなしで車が走れるのなら、自動車メーカーだけでなく石油タンカーや...

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水の記憶というフェイクニュースと美術のわからなさ

日本国民の「芸術が理解できない」の声に応じ、理解できない原因が何かを確認して回るのが本書です。そして理解の壁は芸術だけでないことを示す意味で、他分野にみる理解の壁もあげています。「芸術以外なら一応何でもわかる」という楽観視に、警告しているのです。国民が一斉に勘違いさせられた例に「水の記憶」がありました。コップの水に向けてモーツァルトの曲を鳴らすと、水の味がよくなる画期的な現象を記憶していますか。水...

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カルト教団のテロ事件で解明されない闇はこれだった

1995年の地下鉄サリン事件など、世界で唯一日本だけで記録された化学兵器テロに、法務大臣が一区切りつけました。日本国はテロ殺人に譲歩しないとの姿勢を国際社会に宣言したかたち。ネットに関連記事が増加中で、政党との人脈たどりなど利害関係が多い事件です。毎度気になるのは、被害側か加害側か一方に入れ込む部外者の排他性です。殺された側の味方か、殺した側の味方かに国民は分かれ、水と油の関係です。両側にまたがっ...

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続・地球の本当の姿は本当はどちらなのか(後編)

「従来の丸い地球はウソで、本当はこのように歪んだ形である」と科学のウソを暴露した警告。その警告こそがウソだと指摘する科学関係者の反証はこうでした。「その歪んだ形はジオイドだから」。この短い一言は最悪でした。カタカナで煙に巻いたから。ジオイド面とは、地球の各部の重力強度と向きだけで決めた、重力地図です。いわば仮想海面。実際の地球は山あり海ありと変化に富み、ヒマラヤ山脈のように著しく出っ張る局地もあり...

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地球の本当の姿は本当はどちらなのか(前編)

「誰もが知る地球の形はウソであり、本当の地球の姿はこれだった」というニュースが、2017年の正月から出回りました。長年だまされていたことを大勢が知り、正しい情報に会えた感激を分かち合いました。「丸い地球はでたらめだった」「僕らの地球は右だった」。情強を誇る声が続きました。「地球が青くて丸い常識は、あるべき理想として美化したつくり話だった」。「地球が完全な球形でないことは、以前に聞いていたから納得で...

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ツバル国が消える地球温暖化議論も人類は苦手

ネット掲示板に時々書かれる文言「逆に考えるんだ」。向きをひっくり返して見たり、反対の立場で考察したりするのは、人類は苦手だと暗示する一言です。たとえば地球温暖化の場合。北極の氷が溶けて海水面が上昇し、太平洋のツバル国が沈んだと大勢が理解したあの話。ツバル国の消滅を防ぐには二酸化炭素を減らすべきで、中国やアメリカなどCO2が多い大国は罰金を払いなさいと。京都議定書。怒った二国は脱退。検証しますが、海...

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どっきりカメラは本当なのかヤラセなのか

どっきりカメラというテレビ番組は、早くから一般名詞として広まりました。あのスタイルは日本独自ではなく、アメリカのテレビ番組を参考にしたと思われます。そして、視聴者の議論が続いてきました。どっきりカメラは本物なのか、ヤラセなのか。脚本があって、仕込んで撮った回もあるのではと。実際には、世界の本格的などっきりカメラ番組は全てつくりものです。フィクションが100パーセント。でも、本物もある気がしませんか...

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子どもを生んだ女性はなぜ性格が悪くなるのか

ネットで幅をきかせた迷信の一例です。質問サイトや相談窓口に、出産後の女性から寄せられるある相談。以前は穏やかな人柄だった自分が、出産後に悪い性格になったという悩みです。ギスギスしたきつい性格に変化し、何かと悪口を言う自分に変わってしまった。自覚があるという。実は夫からも相談が寄せられ、妻がこんな性格だと知っていれば結婚しなかったとか、離婚の相談さえあります。離婚したケースもあったのでしょう。この悩...

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箸袋が凶器になる不思議と美術のイリュージョン

本書の一話に、手品と美術の関係があります。手品の体験は、演者と観客で大きいギャップがあります。妄想が嵩じ、超常現象や神の世界へ飛躍したケースをあげています。空中浮遊を信じた毒ガステロ支援までは行かない範囲で。ある企業の新年会で、次長が芸を披露しました。ペラペラの紙で木の棒を切断するという、精神集中と気合いの術です。紙製のハシ袋を二つ折りにしてたんねんに角を鋭くし、横に渡した割りバシに振り下ろしたの...

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世の中にわからないものは多いという理解も大事か

わからないものは何も美術に限りません。日常の中にわからない物ごとは山とあります。本書には、美術以外のわからない日常問題が出てきます。鏡が左右逆に映る話とか。STAP細胞はあるかとか。たとえば、こういうやりとり。「不倫ぐらいで、国民がバッシングするのはおかしくないか?」「そうじゃなくて、国会議員が記者会見でウソを連発してばれて、叩かれているのだ」「でも、不倫なんてどの有名人もやってるでしょ?」。「温...

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腹をこわした子どもには水を飲ませるなという美術論

常識が致命的に間違った実例に、「腹をこわした子どもには水を飲ませるな」がありました。アフリカ国の話ですね。子どもの体からどんどん水が出て行ってしまう病気。水分を体に入れなければ出なくなり直ると信じて、水を飲ませない解決策へ向かうわけです。その解決策によって、子どもは死んでしまいます。脱水症状で。しかし勘違いしている人たちは努力不足を自覚し、改めて水を飲ませないよう申し合わせる。結果子どもはいっそう...

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報道フェイクニュース2017年の第一位はさわり

文部科学省が「国語に関する世論調査」2016の結果を2017年9月に発表し、誤用されやすい語に「さわり」もあげました。「さわり」の意味を国民にたずねると、53パーセントの回答が「出だしの部分」「物語などの冒頭」だったという。正解は「あらすじ」ですと言うと、街の回答者たちは「へえーそうだったのか、知らなかった」と。「小説のさわり」とは、「小説の最初のくだり」ではなく、「小説のあらすじ」だとの正解発表...

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横綱のビールびんとケネディ大統領のライフル弾

モンゴル出身の横綱が、後輩の力士を叩いた事件。証言者が次々現れ、どんどん混迷しているところです。「事実が全然わからない」「本当は何があったのか」「この男が仕組んだ」「主犯は意外な人物だ」と。これが、1963年のケネディ大統領暗殺を連想させます。狙撃事件ではなく、後の調査のゴタゴタが似ていて。どうやら物語を創作する思考順序のせいらしく。美術鑑賞でもやはり生じる、各自にとっての真実。事実は一個、真実は...

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情報弱者でいいやと引き下がりやすいアート

情報弱者、「情弱」の語は1998年頃から話題に出て、元はインターネットと疎遠な人の意味でした。意味は広がり、事件ニュースの裏を知らない人に向けた言葉にもなりました。たとえば「野生動物にエサをやるな」の批判が出ると、ネットで対立が起きます。「腹をすかせた動物にエサをやる優しい気持ち、生き物と交流する愛護精神がわからないのか」と。野生動物にエサをやる人たちはかなり不機嫌。その愛護論が専門家から情弱扱い...

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ピラミッドやアポロにアートまでロストテクノロジーか

フランスのナポレオンの記録では、当時の軍はエジプトのピラミッドを偉大な先人の偉業と認識していたようです。「はるか昔の人たちは頭と体を使い、未来人の我々を驚かせる成果を出した。諸君もピラミッドの頃に学ぼうではないか」と。今の人は、ばくぜんとこういう感覚。「昔の人は知恵も力もないから、ピラミッドをつくれっこない。建造したのは、当時地球に来ていた宇宙人だろう。その証拠に、ピラミッドのつくり方は今も不明の...

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地震雲のエンタメ度は美術よりも高いらしい

気象庁の資料では、日本で起きるマグニチュード5以上の地震は年に741回。一日平均2回以上という多さです。あまりに多いから占い師や予言者には天国なのに、現実にはさっぱり当たらず地震予言は非効率な出世法です。むしろ、気象庁職員の方が当てているのが実態。日本で地震雲がささやかれます。進行する地殻変動が電波を発生させ、上空の雲に異変が生じるとする俗説です。ネットにもたくさん写真が出され、多いのは「のろし」...

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UFOの謎を知ると、宇宙の哲学まで変わってしまう?

謎の円盤UFOが飛び回り、僕らの暮らしを監視しているという訴えが世界中にみられます。外国には宇宙人に体を触られた女性がかなり多いという。空飛ぶ円盤の中に連れ込まれて、脳内にチップを埋め込まれて解放された訴えも山のよう。宇宙からリモコン電波であやつられる話。日本でもUFOを見た通報は、気象庁に何度もありました。「UFOが飛んでいました」「確かにUFOをこの目で確認しました」と、市民から電話が次々とか...

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