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Category美術と遠くて近い話 1/4

だまされて生じる、だまされまいとする心理【郵便局でやられ戻れず】

だまされている人に「あなたはだまされている」と教えると何が起きるか。取り返しがつかない場合ほど、「だまされてなんかいない」と抵抗する心理が起きてしまいます。これは未練がましさなのか。著者は昔少年雑誌の巻頭特集「シールがすごい」を見て、通販で購入したことがありました。オートバイのイラスト図のシールなどとともに、足跡のシールも買いました。「長さ30センチの特大の足あと」と大書きされていました。しかし届い...

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日本を変えましょうというワナが流行【殺し文句は“前進せよ”】

統一地方選挙が終わりましたが、公約のダマシ文章はすぐわかります。たとえば「日本を変えましょう」は「皆さんを幸せに変える」ではありません。「国を変える」とは、よその大国に主権を明け渡す意味です。地元民が不幸を飲む意味。痛い目にあうことを容認させる意味の文言が、パンフにちゃんと書いてあります。この種のスパイ工作的な候補者が増えた原因は、一語で説明できます。新自由主義です。新自由主義経済とは国のセキュリ...

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国会で議員たちが何人も寝ている風景【会議にたいくつする内閣事情】

金余りとは逆の現況なのに増税し続ける政策に対し、国民は「苦しい」とは言うものの「間違っている」とは言いません。みんなで税金の機能を誤解して、他国と逆をやっているとも気づかず、正しい文句も言えずに現状に甘んじています。国会議員が居眠りするケースでも、居眠り議員に税金を返させる要求は筋違いで、議員の歳費は公金と呼ぶ追加造幣分です。この税の話はやめて、議員たちの居眠りに戻ります。寝ている国会は大学の授業...

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東日本大震災をからかう高校生【日本だけの不況を話から外す不誠実】

『東日本大震災の犠牲者を笑う高校生の"不謹慎テロ動画"が、大炎上』というネットニュースがありました。この事件で落胆させられたのは、悪質な高校生への批判内容の方です。個人のモラル低下を非難する声が圧倒的に多かったのです。自己責任主義の悪弊です。日本は『失われた30年』と呼ぶ経済不調が34年目です。デフレ不況が26年目。今日より明日が貧困という26年にすっぽり入った18歳の少年は、異常な感覚や思考を余儀なくされま...

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テレビを見ない若者と嘘だらけの報道【ネットにも伸びた検閲の手】

テレビを見ない持たない若者が増えた理由は、ネット情報で足りるからだけではないようです。テレビに嘘が多いからだという。ひとつは虚偽情報の流布で、一例が「高齢化で国民の負担が増えるからもっと増税が必要になる」の耳タコのフェイク報道です。国の出費を国民が負担する時代は1973年に終わりました。政府が国民に通貨を供給し、食わせ養っていく方式に完全に入れ替わったのです。国民が負担すると考えている人は、もはや生き...

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寒い毎日の2023年2月に地球寒冷化は禁句【SDGsで統制済み】

あらかじめ情報を知っておいて助かった体験は普段もよくありますが、先に怪情報や偽情報を仕入れてしまう失敗もあります。2023年2月は変に寒い毎日が続きましたが、地球寒冷化の報道はなかったのでしょう。地球温暖化説を先に吹き込まれているせいもあります。洗脳効果で卑近な例は、ロシアウクライナ戦で生じた物価上昇を誤導した経済論でした。「日本もいよいよ物価が上がり、嬉しい好景気になりました」式の誤報がラッシュでし...

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代議士制の選挙制度と民主制の実現【アートフェア方式は民主制だが】

今日本で起きている「世界でまれな貧困化」は、国民が選挙へ行かなくなったせいで起きています。1980年代から「このままでは政治不信が起きる」が野党の決まり文句でしたが、すでに起きた現在この言い方は影をひそめています。選挙には必ず固定票や組織票という、あまり変動のない確実な支持者の得票があります。大きい争点があれば支持政党のない浮動票が増えて山が動く現象が起きます。浮動票たちが、政治の無策にあきれて背を向...

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超能力と手品をいっしょにしないでの要望【経済にだまされる日本人】

ネット動画に手品の種明かしがよくあります。視聴者からのコメントに「人間不信になった」との不可解な声がありました。その人は、かつて知人がスプーンを曲げたのを見て、超能力だと思ったそう。後で動画を見て初めて、超能力ではなく市販の手品道具だったと知ったのです。知人は手品であることを隠して、僕に超能力だと思わせ続けた。嘘をついて平然としていたその態度が、今になって腹が立って人間不信に陥ったという声です。こ...

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1円玉を製造すると何円かかるのか【金本位制と管理通貨制度の違い】

1円と4円の関係が二つありました。ひとつは道に落ちている1円玉を拾うなという説です。拾うためにかがんで立ち上がるのに、人体が消費するカロリーが4円分になるから。もうひとつは1円玉の製造費が4円かかる説でした。作れば作るほど損するという発想で、国のやることは意味不明の無駄が多いものだとして、昔から疑問が言われてきました。当然ながら、1円玉の製造に何円かかろうが、問題はありません。製造コストが高すぎるなら工...

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イーロン・マスク氏のツイッター改革【電気自動車が売れる背景】

電気自動車の先端企業テスラ社のイーロン・マスク氏がツイッターを買収し、大改革を始めました。すでに日本側も解雇が始まっているとか。ツイッター社を買収した動機は、赤字企業を安く買い、黒字にして売却するM&Aビジネスです。ツイッターの低迷は、サービスツールの性能の行き詰まりもあるでしょうが、SNSの主催企業に特有の、表現の自由と検閲の問題が影を落としています。典型が米共和党トランプ大統領のアカウント停止で、米...

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選択と集中で企業にイノベーションさせる無理【コンテスト展の限界】

報道でよく耳にするのが「技術革新の産業に政府が支援して、イノベーションを起こして経済成長させよ」の声です。この思想が「失われた30年」を生んだ失敗の巻なのに、今も同じことを言っています。「選択と集中」を国策とするのはなぜ間違いか。競馬の勝ち馬はレース前には不明だからです。どれが勝つかわからないのに賭けても、賭け事です。国にとっては当たりを多く出せばよいから、全産業の全企業に支援するのが得策です。EV車...

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世界は全体主義へと急速に進んでいる【国民投票も目印のひとつ】

全体主義とは、一思想で社会を統一する動きを言います。反対語は個人主義で、個人主義の反対語は社会主義です。秩序と調和を求める日本の道徳に社会主義的な面があるせいで、日本人は混乱するのです。平成日本の全体主義は、緊縮財政と消費税増税で起きました。1929年の世界大恐慌以降に世界は激しく貧困化し、日本で若者が国の改革を望んだ2・26事件から二次大戦へ続いた、あの時代をトレースしているのが令和日本です。その表れ...

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高齢者はなぜ保守的になるのか【老害と若害が対立して国家破壊】

高齢者が保守的になる理由は、人生経験を通して世の原理を知るからだと推測できます。ここで言う保守的とは、安定した国家基盤を守る意味ですが、もうひとつの大事な法則である「民族の変身はできない」事実を思い知るからと考えられます。たとえば平成令和の日本改革は「昭和を捨てて日本をリセットしよう」です。日本人の国民性を根底から変えて、欧米ふうの性格になろうとしました。互助の精神を捨て個人主義に徹し、貧富の差を...

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陰謀論と遠い関係の若者が目覚める時【コロナワクチンスキャンダル】

若者は陰謀論が概して苦手です。動画サイトを見ても、陰謀めいた話に失笑するのは、若い論者が圧倒的に多い。そうなるのはやはり人生経験が浅く、自分が陰謀に巻き込まれた経験がないからです。今巻き込まれている陰謀といえば、最近テレビ放映済みの『コロナワクチンの嘘』です。人間に元々備わるコロナウイルス除去の機能を、ワクチンが失わせるあべこべの作用が表に出ました。ワクチン接種者に限って死亡率が高い、各国の奇妙な...

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この言葉を使うと理解しない人が増える【脳内イメージしにくい言語】

動画サイトを見て気づくのは、言葉選びの難しさです。ちょうどうってつけの言葉があっても、それを使うとリスナーたちが脳内にイメージを結べなくなって、理解が遠のいているなと感じることがあります。そのひとつが「需要と供給」という言葉です。世界が経済成長している中で、日本だけが30年以上も延々と経済衰退している理由の説明では、需要不足が正解です。しかしこの言葉を入れると、意味が理解できない人がどっと増えるよう...

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日本の少子化は故意かミスかという議論【SDGsとの関係では故意】

芸術と同様にぐるぐる回って収束しないのが、日本の少子化問題です。一般的な原因解説は全て間違っており、解決法も常に外すのがお約束です。少子化は高度成長以降に続いてきましたが、急伸したのは1997年の緊縮財政と消費税増税からです。原因は通貨削減です。文明国では貧困化は少子化へ向かい、故意に貧困促進を続ける日本で、少子化も故意(目的化している)か、それとも巻き添えで生じた目的外のオマケ現象かは、著者も長く判...

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元総理大臣の暗殺とジョーカーの出現【フランス革命も重税で起きた】

歴代総理大臣で任期最長記録の安倍氏が、参議院選挙投票日の2日前の奈良県で、演説中に銃撃され暗殺された事件。ケネディ大統領狙撃や昭和恐慌の2・26事件などを連想させ、日本の荒れもここまできたかと。荒れとは平成デフレ不況です。幼児虐待からビルや列車の放火ブーム。平成デフレ不況の原因は、1997年4月に始めた緊縮財政と消費税増税です。緊縮財政は通貨発行を止める政策。増税は通貨廃棄を増やす政策。両方合わせれば通貨...

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参議院選挙でテレビ検閲が続く【その意見は認められませんと司会者】

著者はテレビを持たないので動画サイトで見たのですが、参議院選挙で各政党が主張する場面で、テレビ局の職員が立候補者や現職議員の発言を止めたり声をかぶせて、リスナーに視聴させまいとした光景が複数の番組でオンエアされました。動画は「放送事故」と間違ったタイトル表現でしたが、一般的に検閲と呼ぶものです。そう、今ロシア国の放送局で物議をかもす検閲。当局が許可する内容のみ報道しなさいという指導。日本でも以前か...

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日本国民は幽霊を信じず科学的に考える【キャンプ場で消えた子ども】

日本で『山梨キャンプ場女児失踪事件』のニュースが続きます。コロナ前の2019年9月に起きたので、2年半以上たっています。SNSの集いで家庭から来ていた女子小学生が、林の中で行方不明になり、警察・消防・自衛隊が連日山中を探し回れど発見できず。事故より事件のように言われるのは、部外者にとって奇妙に思えることが多いからでした。行方不明の直前の女児を見た人の声がない点など。行きずりや計画的な誘拐事件や、人身売買説...

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家庭と国は同様にお金が底をつく話【最初の刷り込みの怖さを考える】

バブルがはじけ銀行の土地担保が目減りした後で、日本国民はある知識に目覚めました。「家庭も国も実は同じなんだ」と。「家庭と同じように、国もお金を使えば底をついて破産するのだ」と。日本国民は目からウロコで腑に落ちて、我が国の危機を共有しました。ご存じのようにこれは真っ赤な嘘で、家庭と国は全く違います。家庭で円を発行すれば通貨偽造の刑事犯罪となり、3年以上から無期懲役です。国は逆です。政府は通貨発行権を...

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