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Category芸術アラウンドトーク 1/2

人間が対応できる気温の幅が狭すぎる不思議

春や秋の季節の変わり目には、一日で気温が大きく変わります。昨日は10度で今日は20度などと上下し、全国ニュースになったりします。そんなある日、ラジオの女子アナがこう言ったことが。「今日の気温は昨日の2倍にもなりました」。10度が20度へ数字が倍になった機転の表現でしょうが、もちろん非科学的です。倍率を言うなら、絶対温度283.15度が293.15度に上がり、わずか1.035倍です。アメリカで使われ...

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Tシャツの絵と字はどちらが他人によく伝わるか

デザイングッズ通販サイトに参加したことがあり、Tシャツ製品が今もたまに売れます。美術絵画よりもポップ寄りなだけに、著者もデザインなら国内でも売れます。参加当初驚いたことがあり、絵よりも字が売れていました。著者は字のTシャツは出していませんが。字だけのプリントTシャツは、連想するイメージの焦点が固定されます。絵心もなく。著作権保護されるデザイン物と違い、パクられやすい。でも絵に負けないほど、字が売れ...

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サマータイムにあこがれる日本の西洋ロマン

著者の海外美術活動はベルリンが主で、ドイツの時差は日本より8時間遅れです。日本で夕食後20時のテレビタイムは、ドイツではまだ真っ昼間の正午です。そしてEU国はサマータイム制が義務なので、夏期は日本の7時間遅れに時差が縮まります。そのEU域内で、サマータイム廃止論がまた出ました。今回は、夏冬を切り換えたしばらく後に急死する人が増えるとの、医者の警告だそうです。サマータイムは百年以上前に実施され、シス...

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芸術と宇宙の関係を探りながら宇宙人を考える

本書では、芸術の成り立ちを宇宙の成り立ちと関連づけ、ルネッサンスや印象派ではなかなか体感しにくい芸術の不思議な核心を考察しています。芸術の不思議は、次のようにいくつもあります。太古のアート類は、きれいさが目的でないのはなぜか。近世に、なぜ関心がきれいさに著しく片寄ったのか。人はなぜ既成の概念を超えたがるのか。反対されるものをなぜ作るのか。作品が芸術創造に至る瞬間は、どの瞬間か。今の傑作と未来の傑作...

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ベーシックインカムの議論と芸術の定義づけ

この10年、ベーシックインカムの語をよく聞きます。最低所得保証。その議論には各人の視界が反映します。広く遠くまで見るとベーシックインカムに賛成し、狭く近くを見ると反対する構図です。失業しても生存できる程度のベーシックなら、支給額だけでは最低限の生活がやっとで裕福になれません。働かないと車もパソコンも買えず、海外旅行も無理。この制度に賛成する人には共通点があります。それは頭脳労働、知的業務が今後激減...

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景気回復と美術鑑賞はともに入口に壁がある?

「日本の不況は、みんなが節約するせいで続いています」と言ったとします。たぶんかなりの国民は半信半疑でしょう。その突飛な説を信じてよいのか、ウソなのかと。言った人が無名ならまず信じないはず。というのは、常識的な国民には次の感覚があるからです。出費を節約すればお金が減るのを防げる。減らなければたまるので、日本国内にお金が増える。だから節約を長年続けると、日本は裕福になるのだと。逆にお金を無駄に使ってし...

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007愛のため息で魅せた他人のアレンジ

ネットの間違い情報に、ソウルミュージック『フィール・ライク・メイキング・ラブ』(邦題は愛のため息)の作者があります。大ヒットさせた歌手ロバータ・フラックの作曲と書くことが多いような。昔からあるトリビアで、作曲者はユージン・マクダニエルです。ところがこの曲、作曲した当人が歌うバージョンは実にショボい。絶対ヒットしない保証がつくほど、本人のアレンジはさっぱり。最初の自演は全くだめで、他人が大ヒットさせ...

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ご飯を食べる文化を壊した自滅の日本史

日本で今、ご飯を食べる量が年々減っている統計があります。日本国民の米離れ。しかし若者の車離れや、飲み会離れ、読書離れ、デート離れとは違い、ご飯離れはデフレ不況の所得減とは無関係です。生活困窮でおにぎりが食べたいと言い残した、あの餓死とは別の理由。女性の視点では、パンやパスタはしゃれて、めしといえばオヤジみたいでダサい。所帯じみて年寄りふうで、ちょっといや。これは今に始まった心情ではなく、50年以上...

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美術制作のプロ意識とプライド意識

世間のビジネス現場では、信念は二つに大別されます。プロ意識とプライド意識です。顧客中心と自分中心のこの分け方は、先輩たちの見解の受け売りですが。プロ意識とプライド意識は、逆方向とされます。お客からみた印象も逆で、結果の吉凶も逆だという。社会人なら普段から職場内で、プロ意識の社員とプライド意識の社員を見分けているのかも。創作表現の場でも、プロ意識とプライド意識の差は出るでしょう。おそらく音楽は、プロ...

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コンビニの24時間営業が悪いことに思える理由

24時間365日営業しているコンビニエンス・ストアーを、夜は閉めてはどうかという意見が急増しました。買う客も少ないし、電気も無駄だし。この意見はたいへん重要です。なぜなら店舗の深夜営業は、景気そのものだから。24時間営業を支持する意見が多いその時は、好景気です。24時間は時代に合わないという意見が増えたら、不景気の最中です。深夜営業はやめようという意見が続出する2018年3月現在は、日本の不景気が...

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子どもを生んだ女性はなぜ性格が悪くなるのか

ネットで幅をきかせた迷信の一例です。質問サイトや相談窓口に、出産後の女性から寄せられるある相談。以前は穏やかな人柄だった自分が、出産後に悪い性格になったという悩みです。ギスギスしたきつい性格に変化し、何かと悪口を言う自分に変わってしまった。自覚があるという。実は夫からも相談が寄せられ、妻がこんな性格だと知っていれば結婚しなかったとか、離婚の相談さえあります。離婚したケースもあったのでしょう。この悩...

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ノストラダムスの大予言でもスルーされたあの核心部

地震や大事故の後で、予言が話題になります。超能力者や占い師が予言していたぞと。予言どおりに地震や事故が起きたぞと。すごーい的中した、本物がいたのだ、神が現れたのだと、テレビに呼ばれ本が出る。ところが常に、ある部分があいまいです。ある核心が常にスルーされ、話題が世間に広がっていく最中も、そこは空白のまま。まるで突っ込み厳禁かのように、触れられない部分を残して駆けめぐる情報。その部分とは、占い師が未来...

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箸袋が凶器になる不思議と美術のイリュージョン

本書の一話に、手品と美術の関係があります。手品の体験は、演者と観客で大きいギャップがあります。妄想が嵩じ、超常現象や神の世界へ飛躍したケースをあげています。空中浮遊を信じた毒ガステロ支援までは行かない範囲で。ある企業の新年会で、次長が芸を披露しました。ペラペラの紙で木の棒を切断するという、精神集中と気合いの術です。紙製のハシ袋を二つ折りにしてたんねんに角を鋭くし、横に渡した割りバシに振り下ろしたの...

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精神病患者や犯罪受刑者の絵がウケるのはなぜ?

日本に限らず世界でもしばしば話題になる展覧会に、特殊な一群の絵画があります。心療カウンセリングを受けた人の絵、精神科病棟に隔離中の入院患者の絵、非行少年少女の絵、刑務所にいる受刑者の絵。それらの展覧会は大入りで、来場者は特別な感慨でうわさし合います。特集した記事もみられ、関連書籍もあります。彼ら彼女らの絵は普通の人とは違うぞ、尋常でないぞ、ぶっ飛んだ絵だぞと。異常性、狂気性、心の闇を感じる特異性が...

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ふざけた芸術作品なんて普通にあるもの

世界的な傾向だとしても、日本国内の美術鑑賞で目立つのは、心構えの生真面目さです。作品を前に固い気持ちで、緊張するクセとか。実は、作品自体はそれほど固くないことも多いのですが。音楽の話で、たとえばクラシックのマーラー。マーラーの交響曲は時間の長い大作ぞろいで、しかも長いスパンでループする作風です。今からマーラー曲を演奏する指揮者は、やりたいテーマや独自の持ち味なしに棒を振っても、実りある公演にまとま...

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ハロウィン論争にみる商業嫌いな潔癖症

日本で毎年輪が大きくなっていくハロウィン祭ですが、この季節の論争のお決まりが、ハロウィン祭の是非論です。騒ぎやゴミちらかしとは別の、由緒など根底的な問題。北欧ケルト文化なんぞを極東の温帯地域の国に持ってきて、何なのだ?という反対意見が多いのです。これはクリスマスやバレンタインデーなどが摩擦を受けた過去が、再来したといえるものです。よその宗教由来の文化を模倣して、原意と違う趣向に改変し、商業主義に乗...

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芸術は若いほど有利なのか不利なのか

若さの最大の武器が体力なのは、サッカー試合で痛感します。世界的なビッグスター選手が、徐々にレギュラーから外れサブに回り、久々の話題は下位リーグへの移籍。衰えたなあと人は言いますが、歳に勝てないのは万人共通の自然現象。若い頃に戻りたい願いも多いから、医学も若返りを一大テーマとして進歩しています。しかしもし若返ることができても、脳の中味は今のまま変えないのが、多くの第一志望ではないでしょうか。脳まで若...

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ピカソの抽象画がわからないポジショントーク

テレビの討論番組で、視聴者が「この発言には意味がない」と見切る、そのよくあるパターンはポジショントークです。立場に由来する発言。利害関係者の世論工作にすぎず、単なる私見と違い利益誘導だから。ポジショントークが多くて討論の意味が薄い例に、「中東の紛争の根本原因」「旧日本軍の世界史的意義」「少子化はなぜ起きたか」「死刑の是非」「ダーウィンの進化論の正否」などがあるでしょう。最近よく聞く世界のフェイクニ...

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「で?」のリアクションは、美術公募コンクールでも起きる?

ネット記事への反応によくある、「で?」という一言。記事に対して、「だから何?」「それがどうしたの?」という不満の投稿です。内訳は「長い記事だが、かんじんの結論がないぞ」「僕らに何をやれと言いたいかが、どこにも書かれていないぞ」。記事の欠点を僕は見破ったぞと、やや得意そうな「で?」というリアクション。しかしよく考えてみれば、よく考えてみる習慣がない立場からの一言とも言えてしまうのです。というのは記事...

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東日本大震災の現場に出る幽霊が次回のテーマ

暑かった夏休みも終盤となり、怪談話も下火です。その幽霊関係の掲示板で、あるパターンの書き込みを目にします。短く一言「それでも幽霊はいる」「幽霊の存在はもう常識だ」。根拠や事情も何もなしに、ポツンと一行だけの書き込み。いったい誰が書いたのでしょう。業者さんです。除霊や開運の壷ショップなど。海外旅行帰りで体調不良の人向けに、悪霊退治の作業。堕胎後のうつ症は、水子の霊の供養。難病にも対応し超高料金。その...

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