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芸術は難しい現代美術はわからない抽象絵画はちょっと・謎を理解する質問回答

美術がわからない原因を解き明かす世界初の試み。作品の意味とは?。価値とは?。画家は何を考えているのか。誰がアートをわからなくした?。ネットの理解法は正解か?。一番役立つ情報は何か?。芸術は人間に必要?。現代アートとは何?。人類の文化に何が起きている?。高度情報化ハイテク文明と芸術の関係は?。

組織のトップは孤独に追いやられがち【社長は孤立し空転しやすい】

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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
著者は若い頃から企業のトップを敬遠したりせず、わりとよく話をしたものです。というのは、人間の一人一人は特別な存在ではなく、共通した感覚でみんなが同じように思考し、普通に煩悩も持ち、たいしたものではないと見込んでいたせいもあります。

釣りバカ日誌的ではなくても、何かを切り口に話題を持ちかけることが多かった。そして実はどの企業でも、トップは孤立して浮いてしまいがちなのです。理由は、上の人間なのでよそ者みたいに敬遠され、部下との情報共有ができにくいから。

よくあるのはトップが現場の実情を知らずに何かを改良し、使いものにならなく悪化させる失敗。上司による現状変更の指令で結果が悪く出るケースは多い。現場の効率が墜落し業績悪化とか。現場で時間をかけて築いたバランスこそが、正解であることが多い。

上司の思いつきに対して、部下は「上は偉いから逆らえない」を大前提として、意見せずに悪手を受け入れて従ってしまうのです。それでいて陰では「上は何もわかっていない」とヒソヒソ悪口を言っています。

現場事情の全てを知る者と半分を知る者で、結論が180度逆になるのはよくあること。現実主義にくらべて、理想主義は単純に間違った妄想であることも多い。人類は理想を脳内設計しては、求めて転落することが実は多い。戦争も、一人にとっての夢が高じて生じるものです。

美術制作も理想から出発するよりは、もっと身近な感覚や土着的な世界から出発する方が、中身が詰まったものになりやすいことは、絵画塾を通して知りました。言い換えれば、人は皆テキトーに絵をかいた時点で独自性が出ます。
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仕事ができない人の特徴語りの多さ【平成デフレ不況の原因不明状態】

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ネット動画に多いひとつが、だめ人間を糾弾する啓蒙方向の話題です。『仕事ができない人の特徴6つ』だとか。主張者は不景気の時代に生まれた若年が多く、平成大不況の「失われた34年」にイライラし、労働者の無能を原因とみている自称エリートたちです。

しかし不況の原因を働き方だとした時点で、現代世界の構造をつかめていません。社会経済の起点は日本は1947年、世界は1979年です。日本のデフレ不況は、1997年4月1日に始まる緊縮財政と消費税増税です。

日本は1941年の真珠湾攻撃への進駐軍の報復「普通国債発行禁止」で1997年から経済低落し、世界は「サッチャリズム」で同時不況が続きます。日本をたとえると、動物のオリに入れるエサを飼い主が減らすことで起こした飢餓状態です。中の動物を批判するのは見当違い。

日本の経済衰退だけは二次大戦後のWGIPがらみですが、世界は「ケインズ主義+ナショナリズム」を「新自由主義+グローバリズム」に取り替えてからです。まず英で貧困基調の格差拡大を急進させ「ゆりかごから墓場まで」の福祉を撲滅、次なる三次大戦へ向けて荒れが止まらず。

サッチャリズムの根底には経済学の瑕疵があります。1970年代のオイルショック(中東国の原油生産統制)で起きた世界的悪性コストプッシュ型インフレを、「景気の上がりすぎ」と誤認した「英国病」の処方が、国を壊した後世に真っ赤な嘘とわかったのです。

嘘に乗じて「株主資本主義」が先鋭化し、労働者の賃下げが世界で吹き荒れ、どの国にも外国人や外国帰りのオピニオンリーダーが政界の中枢に入り、当該国の資産価値を売り崩しました。日経平均株価が上がった最近の現象はトレード戦略で、デフレ不況と因果関係はありません。
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経済大国は国産品を多くそろえた国だった【日本が世界一有利なはず】

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人口が多い国ほど経済大国になりやすい理由は、大勢が働いたかせぎの合計が多いからではありません。理屈は似ても、メカニズムは全く違います。正しい道理は、働く人が多いほど国産の物やサービスの量と質が上がるから。

国産品が豊富な国では、国民が爆買いしても商品が枯渇しにくい。品切れしない国ではお金の価値は落ちない。すると政府がお金を多く発行できます。政府支出は企業の投資やイノベーション開発に使われ、さらに生産が伸び、さらにお金の発行上限も上がる。というサイクル。

こうして政府が発行する通貨量を、市場の商品量が追いかけるように、経済規模がふくらみ続けます。所得増になると結婚が増え、出産も人口も増え、お金と商品が競い合うように増える好循環で経済大国へと安定成長します。

誤解が多いのですが、人ががんばって働いても個人のボーナスが増えるだけで、世にあるお金の総量は同じ。政府が通貨量を増やさない限り、国民全員の獲得金の合計は増えない。だから所得倍増させる唯一の正解は、政府がお金を二倍発行することです。

日本よりはるかに人口が多いインドやパキスタンの経済規模が小さいのは、国産の商品が少ないせいです。かまど炊き炊飯器、一眼レフカメラやグランドピアノ、医療用酸素吸入装置、電波望遠鏡。何でも作れる国はお金が宙に浮かないので、多く発行してばらまける。

国民は企業からお金を得ているかにみえて、実は政府がお金を配布する途中の窓口が企業なのです。配分基準を労働力とするわけ。政府がお金を増やすと破綻する迷信に染まった平成以降の日本が、世界と逆行して貧困化が進み自殺が増えたのも、これで説明がつきます。
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だまされて生じる、だまされまいとする心理【郵便局でやられ戻れず】

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だまされている人に「あなたはだまされている」と教えると何が起きるか。取り返しがつかない場合ほど、「だまされてなんかいない」と抵抗する心理が起きてしまいます。これは未練がましさなのか。

著者は昔少年雑誌の巻頭特集「シールがすごい」を見て、通販で購入したことがありました。オートバイのイラスト図のシールなどとともに、足跡のシールも買いました。「長さ30センチの特大の足あと」と大書きされていました。

しかし届いた封筒は小さく、中味も小さいものでした。測ると11センチ程度しかありません。30センチとあったのに11センチに縮んでいる差の意味が、小学4年生の頃わかりませんでした。その後30年たった頃も、なお事態が整理できていなかったことを覚えています。

要するに30センチという大書きされた文字は全くのウソでした。子どもをだます目的で、15センチでも20センチでもなく30センチという虚偽の数字で読者の目を引いたわけです。要するに詐欺商法でした。

「商品のどこにもない30センチは、何か訳ありだろう」と、判断保留のまま放置した自分を、後に不思議に感じたのです。よく似ているのが、郵政民営化にまんまとだまされた国民です。郵便局の全てが悪化したのに沈黙して話題から外すのは、大きい嘘ほどよく通る現象でしょう。

心理学では、自分が判断を誤った間違った選択を認めまいとする、自己弁護の思考だと説明されています。だまされた者は、だまされてなんかいない理由を探そうとけんめいになります。通販のシールで、人間の心の弱さを確認したものでした。
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日本を変えましょうというワナが流行【殺し文句は“前進せよ”】

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統一地方選挙が終わりましたが、公約のダマシ文章はすぐわかります。たとえば「日本を変えましょう」は「皆さんを幸せに変える」ではありません。「国を変える」とは、よその大国に主権を明け渡す意味です。地元民が不幸を飲む意味。

痛い目にあうことを容認させる意味の文言が、パンフにちゃんと書いてあります。この種のスパイ工作的な候補者が増えた原因は、一語で説明できます。新自由主義です。新自由主義経済とは国のセキュリティーを解除し、最後に残った勝ち組が総取りし、他は隷属する思想です。

たとえばカジノを入れる場合、地元民がギャンブル客になり身ぐるみはがれます。堅実に儲かるのはカジノを主催する外資系企業で、そちらの大儲けを「経済発展」と呼びます。「変える」「前進する」のイメージに飢えた日本人はすぐ引っかかる。

著者はいくつもの企業で働いたことがあり、また芸術に深く関わるにつれて、国民性の変更は実は無理だと気づきました。民族のDNAが個人を通して、社会に妥当なポジションをとらせるから。微調整が正解です。日本列島に適合する国民性は、言わずと知れた協調性です。

「変える」「前進させる」の殺し文句は、国民性を否定し実力を発揮できなくします。実際に日本では急伸改革するたびに、日本企業の所有権が外国資本へ移りました。個人主義の能力給制度は散々な結果。「日本を変える」は、日本人を日本から外す引っかけです。

他人の美術制作を監修する時、本人の流儀を変えないように保ちつつ、何カ所かいじる方法をとっています。外国ふうの絵を目指し、外国人の感覚に入れ替えるのはだめ。個人が無意識に負っている伝統的な重みが作品に入らず、よくできた駄作にとどまるからです。
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コオロギと生魚のさしみの違いを考える【民族の先祖の研究成果】

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レントシーキングのコオロギ食が異様に浮いている理由は、生魚の論理でも十分推測できます。にぎり寿司や旅館の夕食に出る魚介のさしみ類は、限られた魚種ばかりだと気づいている方は多いでしょう。魚介図鑑に出ている魚も、生で食べないものがずっと多い。

先祖があらゆる魚を生で食べてきて、問題があったものを食べる対象から外してきたからです。食べてすぐ毒にあたり、寄生虫にやられる場合はともかく、長く食べ続けて支障があった魚種もあったはず。

エチルアルコールは飲んでも、メチルアルコールやブチルアルコールを飲まない理由と同じでしょう。民族の体質と相談した研究成果なので、アートのように既成の概念を破ったら、重大な障害や死が待っているわけです。古人の知恵を軽視して津波にやられる、あんな感じで。

昆虫食も同様で、食べる対象はほぼ決まっていて、日本だとハチとイナゴが珍味的に残ってはいても、どこにでもいるエンマコオロギを食べる習慣がないのは、日本人には消化酵素がなく毒物になる成分が危惧されるわけです。即死はしなくても。

昆虫の危険は寄生虫やウイルスなどバイオ系以前に、ケミカル系の毒素の蓄積や変異も含めて考える時代です。これから人体実験する段階なのであり、被験者として児童が選ばれる日本は人権がかなり怪しい。

日本が手をあげる理由は「失われた34年」だからです。緊縮財政と消費税増税で通貨削減して国民の可処分所得は続落中。食の安全にこだわる経済的なゆとりがないから、被験者に選ばれる。絵を買わない理由と、昆虫食を買う理由は同じ、サイフの軽さです。
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国の経済でいう需要とは何か【絵画の需要がないから市場が小さい】

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世界が経済成長する間に日本だけが経済衰退し続けた「失われた34年」は、GDPの横ばいとマネーストックが増えないレア現象です。実質賃金が低下した。この国力減退は「需要の縮小」が原因だと表現されます。その「需要が小さい」とはどういう意味でしょう。

「需要と供給」と対になる語があり、何となく難しい印象を受けます。実は簡単で、需要とはお金の量、供給とは商品の量です。「日本は需要不足」とは、国民のサイフが軽い意味です。お金を刷り足す量が少ないせいで、一人一人の可処分所得が小さい意味。

国民のサイフを重くすれば需要が大きくなります。お金を持つ者は物やサービスを買うからです。日本以外の国は、自国通貨を国民にばらまいて、国民に色々と物を買わせて、コロナ恐慌のデフレ不況からV字回服させ、企業を倒産させずに済みました。

2000年前後から聞く「日本は物余りで飽食の時代だ」はフェイク報道です。物余りは買う金がない貧困化の証明。商品をいくら値下げしても、政策で金欠にされた国民は買い物しません。物のだぶつきは金欠現象であり、飽食時代でなく貧困時代です。

日本で耳にする経済の一般論に、正しい言説は何もありません。近年は「国民にお金を持たせても、買いたい物なんてあるの?」の声も聞きます。しかし所得が増えたのに、何も買わずにため込む庶民こそあり得ない。需要と供給の関係を、識者は理解できずにいます。

人々がスーパーカーを買う気がないのは、金がないからです。買う金があれば1台買い、もっと金があれば2台3台と買います。美術も同じで、貧困国だから絵画を買う需要も細い。可処分所得が大きいなら、自宅を美術館にするコレクターが増えます。私立美術館。それが人間。
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【高齢者は集団自決】美術の老害とは違うテレビ評論家の国際戦略

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美術と老害というテーマで本に書く予定で、まだ情報集めの段階です。「高齢者は集団自決!」と主張する経済学者は国民に大人気で、テレビのレギュラー的な地位を得て、国際会議への招待も決まったそう。

日本を壊す外国移住国民が、なぜ国際的に評価されるかは単純な話で、世界は常に上位の目標テーマを持ち、1989年のベルリンの壁崩壊の年から、資源大国ソ連と科学イノベーション大国日本を解体し、分割統治に変えるコンセンサスがあります。

バブルがはじけたのは日本のおごりなどではなく、国際的な日本つぶしが発令されていたことを知らないと、皆さんの暮らしも振り回されるだけです。日本だけがデフレ不況なのは、社長がバカで社員がサボリだからではありません。故意にデフレに落とす勢力が内外にいます。

「高齢者は集団自決」は国民の分断を率先するので、日本を弱体化させて資産を買い叩きたい国際社会は喜ぶわけです。それで日本をしっかりと着々と壊してくれた議員は、海外からの評価が高くなります。そしてその動機の根底に、貨幣観の倒錯がひそんでいます。

つまり高齢者にコストがかかればかかるほど、実際には国は経済成長します。なぜなら国の政府は出費する際に必ず通貨を追加で新発行して、その新造分のお金を民業に出費するから。高齢化社会はお金を追加発行する機会を用意し、経済成長になるのです。老害はウソ。

ところが国民はこの仕組みを知らず、高齢者にかかったコストは若者が負担するのだと全く勘違いしています。国民は、社会のお金を増量させようとする議員を嫌い落選させます。それで通貨総量が減り一人の所得も減り、日本だけが不自然に没落しテロ社会へ進んでいます。
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国会で議員たちが何人も寝ている風景【会議にたいくつする内閣事情】

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金余りとは逆の現況なのに増税し続ける政策に対し、国民は「苦しい」とは言うものの「間違っている」とは言いません。みんなで税金の機能を誤解して、他国と逆をやっているとも気づかず、正しい文句も言えずに現状に甘んじています。

国会議員が居眠りするケースでも、居眠り議員に税金を返させる要求は筋違いで、議員の歳費は公金と呼ぶ追加造幣分です。この税の話はやめて、議員たちの居眠りに戻ります。寝ている国会は大学の授業の理工系と似て、専門学科の課題で徹夜続きの時期です。

徹夜を嫌って、高校時代の健康な生活を大学でも続ける一握りは、やがて専門科目から脱落し自主退学や公務員にでもなるものでした。国会でぱっちり目が覚めている議員が、優秀なのかは微妙でしょう。

議員が寝てしまう大きい理由に、国会の形骸化もあります。平成令和の「失われた30年」は、民間の外部諮問委員が自らのビジネスに都合のよい法律を通す規定コースになっていて、内閣が自動追認し法制化するやり方が平成の慣例です。表の国会審議はセレモニーなのです。

議員たちが何を感じ何を言おうが、民間委員が決めた内容が採択されます。その民間委員は外資系グローバル企業と打ち合わせ、日本の優れた資産を外資ファンドが安く買収できるよう、日本を売り崩す内容です。新自由主義の典型的なレントシーキングです。

そんな国会を若者は見限って投票を棄権。すると資本家の固定票で政権を動かせて、棄権した若者を踏みつけ搾取できます。類似構造は1980年頃の美術でも言われました。団体に都合のよい芸術定義を庶民に従わせる高圧的な雰囲気から観衆が去り、市場が生まれませんでした。
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世界は複雑なのか単純なのか【経済学が芸術学より浅い理解になる謎】

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「物ごとは思ったより複雑だ」という説と「思ったより単純だ」という説は、多くの事物に両方とも同時にあてはまります。矛盾したかのようにみえます。複雑怪奇かつ単純明快。典型例が国の経済成長です。

「思ったより複雑」がいえるのは、国の財源は実は通貨発行権であり、お金を発行できる上限は国産品の総量で決まるのです。さらには通貨を払って開発すれば、国産品は増加します。因果が循環します。好循環か悪循環か。自動補正はないから、狂い出せば狂い続けます。

「思ったより単純だ」の一例はこうです。たとえば親子関係で、親が子に渡すこづかいを、子が親に納付して用意するわけはありません。同様に国民が働いたお金を国に納付して、それを資金にして国民に給仕する順序はコントです。通貨発行権を個人は持たないからです。

「思ったとおり複雑だが、意外に単純だ」は、芸術も似ています。絵画の芸術性が抽象か具象かで違ったり、分野ごとにまちまちに変化するのはまずおかしい。皆さんは複雑にこね回しすぎて、覚えごとが増えすぎて鑑賞不能に陥っています。

その反動で「要は好きか嫌いかだ」と単純に割り切り、作者の人柄などにずれ込みがちです。人物の好感度を評価基準にすれば、どんな鑑賞者も新創造なんて嫌いに決まっているわけです。なじみがない上に反逆的な芸術は、ノスタルジックでないから印象が悪い。

つまり芸術鑑賞のひとつのコツは、好き嫌いの排除です。好感度をあてにすると芸術に迫れない。実は経済学が嘘だらけの学問なのは「お金が欲しい」思いが除去しがたい理由もあります。個人の損得が先に立ち、事実を見ないようになる心理現象です。
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日本の報道は縮小・解消・廃止ばかり【小さくなる話題が延々と続く】

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「最近のニュースは暗い話ばかりだ」の声は、事件や事故のネガティブな話題を指すのでしょう。それより多いのが企業の縮小、削減、撤退、中止、切り離し、倒産、廃業、解散。今年で最後になるとか幕を降ろすお知らせ。消えるか減るか小さくなる話。終わる話題ばかりです。

今と逆の時代もありました。1985年の内需拡大と、1995年のパソコン景気がそう。前者は『リゾート』、後者は『Widows 95』がキーワードでした。手がける、増やす、広げる、集まる、組織する、フォーラムや研究所設立など、新スタートがラッシュの時代がありました。

通貨を増やせば好景気、減らせば不景気になります。そもそも経済成長とは、お金の増量で始まる膨張(インフレーション)です。通貨を追加で発行するだけだから、令和時代に経済成長しない理由をわからないと言い出す人は、まともな教育を受けていないわけです。

成長戦略とは、当局が自国通貨を増刷してばらまく作業を指すのです。お金を得た国民が物やサービスを多く買い、産業界が増産しサービスが膨張するわけです。コロナ前半の恐慌から後半の富裕化へ転じた世界的な好景気は、日本以外の各国で軌道に乗っています。

そこに、ロシアウクライナ戦闘による悪性コストプッシュ型インフレが加わりました。他国は笑顔に蜂、日本は泣き面に蜂と明暗を分けています。ここで日本国民が知っておくべきは、そもそも国の景気は国の職員がボタンを押して上げ下げ自由です。今はわざと下げている。

日本だけ下げるのは、庶民の貧困化を望む政商がいるからで、政商たちがどういう手順で日本を売り崩して私的買収して身ぐるみはいでいくかは、もう前から本が出てよく売れているのです。数人が別個に書いていて、何と女性の研究家が多いみたいな。
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組織に加わると個人のレベルは上がる【個人主義や能力主義は逆効果】

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日本のデフレ不況は、緊縮財政と消費税増税で通貨削減して、一人一人の所得をわざと減らした現象です。その初期のプロセスで、個人主義と能力主義を強いて、人事評価も能力給や目標達成制度などへ改革しました。この脱日本のススメで、企業業績は落ち外資に買収されました。

動物のオリや虫かごに入れるエサに相当する通貨を削減した上で、内部をどういじっても死滅が約束されて当然です。そこに「個人ががんばれば全体が大きく成長する」と虚偽の指南を受けると、好景気を未体験の若い世代は毒されていきます。

インフレ好況の昭和と、デフレ不況の平成令和では、集団行動が多かった昭和の方が一人の人間が届くレベルは高かった。平成に組織帰属否定や社畜批判で個人主義を強めると、逆にレベルが落ちたパラドックスは多くが体感したことでしょう。

たとえば建築設計の例ですが、著者がいた建築コンサルは大手で、コンセプトを書いてCAD作図を指揮し、机上の作業を経て、完成した建物の巨大さに感心したものです。施工業者も複数で大JVを結成し、大勢が力を合わせた成果は大きいものでした。

一人一人は一角で部分に関わるだけでも、トータルに見て学び合う過程があるから、体験量は多くなります。その会社でかつていっしょに仕事をした秀才の後輩が、零細な事務所に勤めた後で再び手伝いに来たことがありましたが、デジタル化にも遅れ経験不足に陥っていました。

「社蓄」の語もプロパガンダ用です。協調性で『ジャパン・アズ・ナンバーワン』(1979)となった日本の強みを崩すレントシーキングの一環です。美術分野でも、個人が分断され孤立した制作では、人間の能力が引っ込むものです。美術にもインスパイアの量と質が欲しいところ。
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東日本大震災をからかう高校生【日本だけの不況を話から外す不誠実】

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『東日本大震災の犠牲者を笑う高校生の"不謹慎テロ動画"が、大炎上』というネットニュースがありました。この事件で落胆させられたのは、悪質な高校生への批判内容の方です。個人のモラル低下を非難する声が圧倒的に多かったのです。自己責任主義の悪弊です。

日本は『失われた30年』と呼ぶ経済不調が34年目です。デフレ不況が26年目。今日より明日が貧困という26年にすっぽり入った18歳の少年は、異常な感覚や思考を余儀なくされます。崩れゆく社会に狂わされる世代です。このマクロの視点が、高校生への批判に抜けています。

経済低落の歪んだ空気に染まった若者は、狂い出して当然です。日本が健全であるかのように、常識然とした先輩たちこそ不気味です。個人の資質に話を小さくして若者を叩く仕打ちです。子どもは非常に弱い立場であり、世界で唯一デフレ国である事実を話から外したらだめ。

少年の高校は「きめ細かな心の教育による道徳心の向上をはかる」という解決策を示しましたが、脱線したコメントです。この思考を精神主義と呼びます。日本の道徳心がかっちりして世界のあらゆる人々から好評だったのは、日本経済が一億総中流だった好景気の時代です。

総中流を崩した国策は、1997年4月の通貨削減です。日本を格差社会に変えて企業、技術、特許、土地、建物、資源を売り崩して外資に買収させるという新自由主義とグローバリズムです。そんな「今・金・自分」主義の中、反社会的な少年少女が増えても不思議はありません。

「こんな若者が増えたのはなぜ?」と不思議がるのは意地悪です。中高年も、さい銭泥棒やらフィリピンからのオレオレ詐欺など狂いまくっています。「世界は1973年から税金を財源としないのに、日本だけは重税で国民を追いつめ、不道徳がまん延中」と隠さず言わないとだめ。
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しもやけが重度の凍傷になっても冷やし続ける?【デフレ不況の日本】

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日本の景気に関し『凍傷の寓話』をあちこちに書きました。出版本にもあります。「軽いしもやけが少しずつ重い凍傷へと進行した。この時、人はどういう解決法を試みるか」というエピソードです。軽いしもやけだったのが、なぜ悪化していつまでも治らないのか。

患部を水で冷やし続けているから、治らないのです。停滞をみた日本人はどう解決しようとしたか。水ではなく氷で冷やし始めました。当然ながら、中度の凍傷へと悪化したのです。それから症状がさらに悪化したのをみて「氷では手ぬるい、ドライアイスを用意しろ」ときた。

いずれ液体窒素へ行き着く。つまり平成の日本人の思考は「押してもだめなら、もっと押せ」でした。「押してもだめなら、引いてみろ」ではなくて。この国民性を、高速道路を走る車にたとえるとこうです。

高速道路を走っても走っても目的地に着かない。それどころか、しだいに遠ざかる。日本人は「もっとスピードを上げろ」と考えるわけです。「向きが逆かも知れない、インターチェンジから一度出て、反対向きに走ってみようぜ」と考えないのが驚き。めちゃガンコ。

これが芸術のシチュエーションと似ています。いくらがんばって制作しても芸術性が入らない場合、努力不足でなく方向が逆かもという判断も可能でしょう。たとえば「もっときれいに、もっと美しく」だったら、創造性から遠ざかって当然です。

冷静に歴史名作を見直すと、みんなが「美の結晶」と信じてきた作品群は、実は壊され汚れた反逆的な作品です。美しさの追求が歴史名作だとするのはむしろ錯覚です。そしてこの間違いは、ファインアートを美術と和訳した日本の大きいハンデです。
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テレビを見ない若者と嘘だらけの報道【ネットにも伸びた検閲の手】

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テレビを見ない持たない若者が増えた理由は、ネット情報で足りるからだけではないようです。テレビに嘘が多いからだという。ひとつは虚偽情報の流布で、一例が「高齢化で国民の負担が増えるからもっと増税が必要になる」の耳タコのフェイク報道です。

国の出費を国民が負担する時代は1973年に終わりました。政府が国民に通貨を供給し、食わせ養っていく方式に完全に入れ替わったのです。国民が負担すると考えている人は、もはや生きた化石。日本全体が化石になったのは、バブルがはじけた後でした。

国費を国民が負担する意味は、母が出す母乳を赤ちゃんが用意するナンセンスです。子が母の胸にミルクを備蓄し、母の破綻を防ぐ異常な発想です。テレビの話に戻すと、こうした虚偽の流布以上に気になるのは、情報を出さないようにする「伏せ事」の方です。

典型が、コロナワクチンの副作用の情報です。日本だけでなく世界中で同時に陰謀説が持ち上がりました。電気自動車テスラー社のイーロン・マスク氏が買収したツイッター社では、ワクチン情報の検閲を指図した団体が米国家公務員の組織だったから手に負えません。

YouTube動画サイトでも「ワクチン」と書けば検閲でBANされるから、「ワク○○」と書いた動画が増えていました。「ワ○」と書かないと自動サーチされ削除されるほど徹底され、その闇をあばく流行もあります。

コロナワクチンはあまりに短時間でつくられて欠格事項が多いらしく、しかし商戦の大きさから聖域の闇構造が言われます。最近の話、アメリカの接種会場で即死が何人も出たあれ。ワクチンを四度打った日本人に教えると絶句していました。パソコンとネットに無縁な人だから。
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寒い毎日の2023年2月に地球寒冷化は禁句【SDGsで統制済み】

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あらかじめ情報を知っておいて助かった体験は普段もよくありますが、先に怪情報や偽情報を仕入れてしまう失敗もあります。2023年2月は変に寒い毎日が続きましたが、地球寒冷化の報道はなかったのでしょう。地球温暖化説を先に吹き込まれているせいもあります。

洗脳効果で卑近な例は、ロシアウクライナ戦で生じた物価上昇を誤導した経済論でした。「日本もいよいよ物価が上がり、嬉しい好景気になりました」式の誤報がラッシュでした。主流派の新自由主義経済にデフレの定義が存在しない欠陥が原因です。

インフレは二種類あります。通貨ばらまきで消費が伸びる良性デマンドプル型と、訳ありで輸入資源が高騰する悪性コストプッシュ型です。単に「インフレ」と呼ぶ粗雑な経済学のせいで、米FRBの利上げ騒動でも首脳たちの発言はラフです。学んだ教育がうんと古いからです。

日本はデフレ不況のスタグフレーションなのに、好景気が来たと故意に誤認されるのは増税が目的です。不景気で増税は非常識なので、最近は好景気なのだという嘘を信じ込ませる必要があるわけ。そこで消費税を無限増税できるよう、憲法で貧困促進を義務化する準備中です。

話を地球寒冷化に戻すと、地球温暖化はサッチャー政権下で原子力発電を推進する策略の作り話だと知られています。国連が押し進めるSDGs(持続可能な開発目標=エスディージーズ)のはしりです。開発目標とは、行政指導や商品開発のガイドラインです。儲けのタネ。

カラスは何色かをお上が定義して従わせる方式とすれば、今は「カラスは白」です。変に寒い毎日が続いても、しゃべったらアウトのしばりが利いています。この傾向は日本で「美術はわからない、芸術は難しい」が固定していく現象と似ているでしょう。
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代議士制の選挙制度と民主制の実現【アートフェア方式は民主制だが】

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今日本で起きている「世界でまれな貧困化」は、国民が選挙へ行かなくなったせいで起きています。1980年代から「このままでは政治不信が起きる」が野党の決まり文句でしたが、すでに起きた現在この言い方は影をひそめています。

選挙には必ず固定票や組織票という、あまり変動のない確実な支持者の得票があります。大きい争点があれば支持政党のない浮動票が増えて山が動く現象が起きます。浮動票たちが、政治の無策にあきれて背を向けると、これ幸いと固定票が好き勝手をやる、それが今です。

日本では政治の構造そのものが、実は誤解されています。政治とはそもそも、有権者の一人一人が、自分に利権を与えてくれる人を当選させ、自分たちに都合がよい政治をやらせることが本来は正当なのです。

つまり候補者と投票者は、癒着して既得権を求めることこそが、正しい行動といえます。それを正しいと言い切れる理由は、投票権が18歳以上の全員にある公平性です。なので自分だけが投票をすっぽかすと、自分だけが抹殺される理屈なのです。そういう多数決の公平性です。

平成の「失われた30年」で、強者は政治献金と集票で政界とお友だちになり、弱者は投票に行かないことで、政治へのノーを主張したのです。その結果、政界は強者の願いを通して、弱者を窮地に追い込んだり殺してしまう残虐な政策を次々と法制化させました。

この問題は美術にもあるのかも知れません。海外の大型展覧会はアートフェアと呼ぶバザー、つまり美術品の売店なのであり、市民が買うことで票が入るかたちです。これは日本に定着せず、上から「これが美だ」と下に教え込む方式の公募展覧会から、今も変化がないままです。
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日本経済を悪くする犯人はこいつさ【当代の権威者が時代の作者】

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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
最近おもしろい議論の動画が出ています。日本がなぜ経済成長しないのかが議題ですが、どうすれば日本経済が上向くかで、売れっ子有名評論家が「僕にはわからない」と言い出します。挑戦者は「僕にはわかり、それは通貨のばらまきだ」と訴えます。

もちろん有名評論家の言うことは間違っており、挑戦者の言うばらまきが正解です。何しろ日本以外の全ての国がすでにやってインフレ好況に改善しており、唯一日本だけがばらまきを断固拒否して、結果は唯一のデフレ不況なのだから、不透明でなく明々白々です。

ここで著者は別の解答をみつけました。まず、今の時代が好況か不況かを確認します。日本は「失われた34年」の長い不景気と、26年も続くデフレ不況で国全体が経済衰退する途上です。女性と児童の7人に1人が貧困というユニセフの報告も。

長い不景気を続け日本を倒そうとしてきた犯人は、簡単にわかります。テレビで人気のカリスマご意見番や、超有名コメンテーターたちです。なぜかといえば、その人たちの意見が主流として通っているからです。主流だからテレビのレギュラーで番を張り、仕切っているわけで。

逆に考えた方がわかりやすい。宇宙の構造で西欧社会が天動説を信じていた頃、その間違った常識を定着させた犯人は、ガリレオなわけはありません。ガリレオを極刑に処する側に立つ、主流でメジャーの権威者たちが犯人なのです。

田中角栄総理がデカい顔で威張っていた昭和に、日本は好景気でした。好景気にし向けた犯人は、田中角栄と取り巻きたちに決まっています。今は不景気だから、今デカい顔で威張る大物たちの一行が、不景気にし続けている犯人なのです。経済に無知でも、犯人はわかります。
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60年償還ルールのは日露戦争の名残だった【貧困と劣化の時代】

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世界がインフレ好況で好景気の中で、日本だけがデフレ不況で不景気です。女性と子どもが貧困で飢えている現象を「失われた30年」とも呼びます。2023年で34年目に入ります。その起点はベルリンの壁崩壊の1989年です。

1989年は日本だけの大きい変化が複数ありました。たとえば平成元年と、消費税導入です。三つの中で日本にとって最大の致命的自滅は、消費税だったと今になって発覚しています。税金は財源でないのに、財源と見立てたせいで重税のジェノサイド状態です。

それから34年たった今年2023年。新しい情報が入りました。日本経済を故意に貧困化させる「60年償還ルール」のルーツが、実は1947年の進駐軍による日本破壊以前に、1906年の日露戦争後の英国へのポンド返済が目的だった耳寄りの日本史です。

「国債発行すると子孫のツケになる」と聞く真っ赤な嘘は、「発行」という日本語を「他人の私物を借りたり盗んで差し出す」意味に受け取る、国語力低下とされます。作者にとっての版画と同じで、画家は借りたり盗んだ絵を差し出すわけでなく、自作です。

現代国は国債を償還(買入銀行へ返済)せずに、重ねて国債発行して永久に借り換えし続けます。それがやりやすい理由は、国産品を多く作れる時代だからです。政府がお金を必要なだけ刷り足し金欠が絶対に起きないのは、限界になる需給バランスがとれる時代だから。

政府が発行したお金は国民に渡り、皆が買い物しすぎれば商品が品切れになる。お金が余りすぎて宙に浮き、価値が急落します。その恐れが世界一低い国が日本です。その日本だけがお金を増やさずに削減に努める逆走で、経済衰退するお笑いコントが34年続きます。
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高齢者は各地の市街地をつくった【我々は社会基盤を残せるのか】

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最近、高齢者が多く集まる場所に顔を出したのですが、真っ先に思ったのはこれでした。「市の中心街をつくったのがこの人たちだ」と。人類も生物である以上は、今日よりも明日が繁栄するよう子孫に宝物を残します。ひとつが都市。

宝物はお金だろと考える人は、別に馬鹿とか無知ということでもないのですが、よくある間違いです。というか嘘を教えられています。子孫に残す財産とは、社会基盤、インフラストラクチャーです。

たとえば私たちが水道の水を飲むと、腹を壊したり熱が出て倒れ、赤痢や腸チフスで死亡するようだとまずい。現実には水道の蛇口からジャーと出した水が、そのまま「おいしい水」に相当する地域が日本中に多いのです。安心安全を確立済み。

これはご先祖が各地に大池やダムを建造したり、徳川時代のように川のコースさえ変えて、さらに土中にパイプを埋め、点在させた公共ポンプ室で送水しているからです。私たちよりも先に生まれた誰かが、手間暇かけて完備させたのです。その時に使ったのがお金でした。

誰のお金を?。政府が発行したお金です。無から有へと刷り足したお金です。つまり、水道を整備すればするほど、工事費用分だけ国内のお金は増え、国民は富裕化したのです。工事するたびにお金が増え続けて、問題はないのか。あります。

増えたお金で買う商品や遊ぶサービスがないと、お金はだぶついて用なしになり、増やすたびに価値が急落します。そこでお金の使い道を用意します。それがマイホームや車や電器、家具に望遠鏡や楽器や釣り具や本や雑誌。博物館や動物園も。全方位が内製化できれば経済大国です。
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