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阿波おどりに参加したことがあります。著者が小学生の夏に、ご当地の親せき宅に泊まり、地元の一行に加わりました。ハッピ代わりのゆかたまでは用意してもらい、二拍子の要領をまず教わり、周囲の見まねで動いてだんだん調子が出ました。自己採点は10段階で2程度。

笛と鉦(しょう=かね)と太鼓の鳴り物三人組に踊り手が加わり、ドンドン、チャンカチャンカ、ピーヒャラと、口ずさみにくい謎のメロディーで、街灯が少ない夜の町を回ります。途中で一行と別になったのか、最後は駅前と呼ぶ大通りに連れられました。

テレビ局も詰めた左右観客席の谷部分を、各町から集まった大行列がゆっくり進むハイライトです。今の総踊りとは違う場所らしく。夏休みの旅行のはずが、にぎやかな人混みの中。昔の藩主が許したドンチャン騒ぎの由来どおり、大規模な演奏と踊りをひとつのリズムに合わせます。

当時不思議だったのは男女差でした。部外者には何となく荒いイメージがある阿波おどり、女踊りは上品で洗練されていました。キャットウォークを行くファッションモデルを誇張したような動きは、今見ると意外に派手。あれからビジュアルを補強したのかも知れません。

男踊りは泥棒手ぬぐいでウチワや扇子をひらひらさせ、アドリブ名手があちこちにいました。低い姿勢でのけぞったり跳ねたり、酔八拳みたいな奇抜さも当時からあって。70年代ディスコのパフォーマンスみたいな人も目につきました。

阿波おどりは後に日本各地に広まりました。海外公演も行われ、群舞のステージなど輸出文化になっています。一方、大イベントを持つ徳島市ではもめています。産業が乏しい地方で、冠イベント依存の不況業種が主導権争いでまねくパターンだそうで。
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Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?