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著者の海外美術活動はベルリンが主で、ドイツの時差は日本より8時間遅れです。日本で夕食後20時のテレビタイムは、ドイツではまだ真っ昼間の正午です。そしてEU国はサマータイム制が義務なので、夏期は日本の7時間遅れに時差が縮まります。

そのEU域内で、サマータイム廃止論がまた出ました。今回は、夏冬を切り換えたしばらく後に急死する人が増えるとの、医者の警告だそうです。サマータイムは百年以上前に実施され、システム時計中心に万事が作動する現代文明と合わず、切り換え時がストレスになります。

日本では逆にサマータイム願望がまた出て、今回は2020東京五輪の暑さです。前回は原発事故の発電不足でした。あの時は、サマータイムで2時間ずらして、朝涼しいうちに役所や企業が仕事を始めて、真夏の冷房電力を減らし東京の大規模停電を防ぐアイデアでした。

その案はトンデモな勘違いでした。総発電ワット数を総使用ワット数が超えると、大規模停電が起きます。累積値ではなくて、瞬間のピーク値が超えると起きます。もし各職場の朝を2時間早めても、14時だった太陽南中後2時間の猛暑が16時に来て、やっぱり大停電します。

日本の全員をいっせいに前後に2時間ずらしても、大停電する時刻を何時と呼ぶかが2時間ずれるだけで、全く何も解決しません。やるなら、昼働く会社と夜働く会社に分かれて散る制度が必要です。一斉に冷房するピークを分散すれば、広域が大停電する理由が消えるからです。

サマータイムをやめたい欧米とは逆に日本があこがれるのは、西洋暮らし体験者の青春ロマンも指摘されます。若い体験がいつしか郷愁になるという、不合理な心理です。美術制作が、過去に見た作品に必ず影響を受けて、やがて引きずられる現象を連想しました。
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現代美術はインチキの詐欺ってホント?
Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?