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長野松本サリン、東京地下鉄サリンなど一連の事件で、日本は世界記録を残しました。化学兵器で総攻撃した大量殺りくテロは、世界で日本以外では起きていないそうだから。

最近法務大臣が動き始めたので、事件特集がまた報道されるでしょう。多い声は「事件の真相は究明されていない」。他国とのつながりは解明しきれず、しかし主要テロの全体像はつかめています。犯人が言葉表現できる範囲で、新しい話はほぼ出ないでしょう。

古い話のキモは、教団がカルトに転じた発端です。あの国会議員選挙。教祖の落選後に、地方都市の駅でもチラシが配られました。教団による出口調査で当選確実だった教祖が落選したから、開票の不正操作は明らかだと、チラシに書いてありました。

チラシを手にした著者は、とてもいやな予感がしました。そしてやはり教団は「俺たちの憶測が的中したから、誰も反論しないのだ」との解釈を持ったようです。不正まみれの日本を滅ぼし、国民を入れ替える使命に燃えた教団は、ロケット砲や大型ヘリを海外で購入し、生物化学兵器の製造にも着手しました。国政選挙の妄想の放置が発端。

当時、識者たちは空中浮遊術の写真にノーコメントで、超能力を否定せず黙殺しました。すると若い世代は「人間の特別な才能を認めたくない科学者たちが、古い常識を守ろうとした」と、教団の肩を持ちました。後のSTAP細胞への愛護とよく似た部外者の反応でした。

空中浮遊術の写真に感動して参画した男が、26人殺しのナンバー2。教訓があります。愚にもつかない妄想に、愚直に反証するだけでも安全保障になる教訓です。曜変天目茶碗も一例で、否定せずに黙殺した灰色状態だと何かがまた起きる。そんなリスク計算もいるでしょう。
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Posted by現代美術はインチキの詐欺ってホント?