血液型性格占いとモンスター的な言葉の芸術
2017-05-20 Sat 01:59
血液型で性格が決まる説は、大正時代の女性誌の占い付録で広まったそうです。信じるのは世界に二国のみ、大流行した日本と模倣した韓国だそうで、中国では信じていません。東西の欧州や中東、西と南アジア、南北アメリカ、アフリカ諸国、オセアニアでも信じないらしく。

著者が子どもの頃にその占い本が家にあり、性格の分け方に関心を持ちました。A型とO型の違いです。A型はどの解説でも善人が多い話になっており、性格は概して細かいとされます。一方のO型は細かいことを気にせず、むしろ神経が太いような解説になっていました。

当時の著者は、差の設け方で浮かんだのです。A型は「ええ方」からきて、O型は「大型」からきたのではないかと。発音に引っ張られてA型はええ人柄の善人となり、O型は大きくゆったりしたイメージでまとめたのだと推測したのです。タイプエーやオータイプと発音する国では、日本のようには語呂がなじまない道理です。

A型は人がよくて繊細で、O型はよく言えばおおらか、悪く言えば大まか。大様で太っ腹な性格だと割り振ったのではと。O型は何となく体格も大きかったり、多少でも太めに思えませんか。O型よりはA型の方がスリムな感じ。O型の方が体重が重い。ちなみにヒトラーはA型。

著者は似たことを「季節風」でも思いました。英語なら「モンスーン」で、モンスーン気候などと言います。モンスーンは季節風だと聞くと、さわやかなそよ風ではなく、強い風、暴風を思い浮かべる人が多めではありませんか。ビュービュー吹き荒れる激しさを想像して。これは発音が似たモンスターと、脳内でだぶるからではないかと。

発音と意味が合う好例に、昆虫のハエとカがあります。ハエより体が小さいカに、少ない字数を当てるのが日本語です。だからしっくりくる。英語だとフライとモスキートで、文字数も音も規模が逆転してしっくりきません。詩や歌など言葉芸術に通じる音の効用ですが、美術でも音と関連する表現があります。
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