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Category個性への複雑な思い 1/1

個性と自己中心はどう違うのか

過去に見た興味深いネット議論に、個性と自己中の違いがありました。自由と勝手の違いや、主張とわがままの違いと似た議論です。多くの意見では、個性と自己中は違う前提で、どう違うのかを言葉で言おうとしていました。「あの行動は個性だが、この行動は自己中だ」という差を的確に示そうと、違いを明らかにする作文に挑戦していました。その線引きする必死ぶりをみて、こっけいだとの意見までついに出ました。それがまた、納得で...

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日本人は個性が乏しいという常識は実はウソなのかも

本書の問題意識に、日本人は没個性だとする常識への疑問があります。常識がウソではないかと。日本人は世界でも個性的なのに、逆に個性がないという間違った定義を広めたせいで、調子が悪くなった疑いです。何かを宣告されると、人々の心は固まり現実を曲げて解釈するように変わる。このアナウンス効果の心理作用が注目点です。それは時には悪用され、組織運営の作戦にもなっているほどです。スポーツ団体で不祥事が指摘されると、...

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芸術と個性の関係をうまく解釈できないものか

芸術は個性、の言い方は日本では好まれません。個性の語を悪い面に使うからです。個性と言えば困りものの評価が含まれ、明るい好人物を個性とは呼びません。問題行動や心身の障がいを、個性と言い換えようと呼びかける人もいるほど。美術の芸術成分は個性なのだと言うと、皆さん不安になります。誰かが調子に乗り、悪い作品を世に増やすかも知れなくて。自由奔放に走った自分勝手な表現で、世界がしっちゃかめっちゃかになる不安で...

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僕は主張する作品が嫌いですという主張

ネット発言は、内容がいくらウソでも動機にはウソがありません。テレビだと、プロダクションが決めたキャラづくりで、心にないことも言いますが、匿名のネットだと曲げる圧力を免れていて、心にあることのみ書くもの。アート鑑賞ブログにみる「主張する美術は好きでない」という記述も、この原理どおり真っ直ぐです。ところでこの気持ちは、日本に多い感覚です。世界のみんながそうかと思ったら、日本で目立つ傾向だという。他国の...

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団体展覧会の絵を鍛え直すなら異種格闘技方式

具象系の公募団体展やグループ発表会展へ行くと、作品に決まった傾向を感じませんか。油彩画やアクリル画に共通の雰囲気があり、細部も似ていて。この現象は何でしょうか。絵画団体に「絵とはこういうもの」の方向や範囲ができることがあります。まるで、地域ごとにしゃべり言葉のイントネーションが似て、なまりや方言ができるみたいに。中にいるとあまり気づきませんが、文化がつくられるのと同じ作用でしょう。団体展で突飛や奇...

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日本では主張は歓迎されるか敬遠されるか、さてどっち?

言い出しっぺは不明ですが、次のような全国放送がありました。「日本国民は自己主張しなければと、みんなが思わされているから、みんなが疲れています」「自分は主張しなくてもいいんだと力を抜けば、楽になりますよ」と。日本国民の疲弊原因を分析した人生訓。たぶんこのアドバイスは、前提が事実と違うでしょう。国民に期待されるあり方として、どういう強制圧力や矯正圧力や共生圧力があるかは、マスコミの論調を追っても無意味...

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脳科学からみた日本のサッカーと日本のアート

20世紀の終盤によく言われたのは、「21世紀は脳の時代になる」でした。機械工学と電子工学に続き、AI、人工知能が主役となる予想。並行して、人の脳のはたらきも本格的に解明する時代。脳医学や脳神経医学より、さらにソフト面を研究する脳科学もそれです。脳科学者の中野信子の指摘はたいへん興味深く、日本男子のサッカーが国際試合で勝てない理由は遺伝子だそうです。日本人はDNAのレベルで、失敗を減らすために冒険を...

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